沖縄フィールドワーク(N1補足)

【沖縄タイムス】2016年10月27日 10:43
乗客を乗せたバス引き返す 沖縄・ヘリパッド建設めぐる混乱で

26日午後0時45分ごろ、沖縄県国頭村安波の村道で米軍ヘリパッド建設に抗議する市民と機動隊が衝突し道路が混乱、乗客を乗せた村営バスが通行できず引き返した。
 国頭村によると、バスの運転手は普段のルートであることから通行許可を求めたが、現場の機動隊員から「今は通れない」と言われたという。乗客1人が目的地で降車できなかった。


と言うニュースがFacebook経由でUPされていた。文面だけ読むとむとあたかも一触即発の中で通れないように読める。
が、実際この目で見た限りではそんなことなかった。沖縄タイムスさんは、沖縄のローカル紙ゆえによく現場をわかっている人が読むためにこういう書き方をしたのかもしれないが、神奈川では多分きっとみんな勘違いをするので、このニュースの日時とは違う24日の僕の見た現地の様子をGooglEearth(俯瞰写真)で説明したい。

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拙Blog(オキナワフィールドワーク(N1) 編)を参考にしながらあわせて見て頂きたい。
青のラインが当局の車両停車場所並びにコーンによる規制場所。
ゲートの入り口(ゲート側:・右側)に、木の板を椅子代わりに住民が座っている。道路の反対側は路肩の茂みの中にテントを張ってある。これがゲート前の赤、つまりは住民側。
その周りを当局がバリケードしている。つまりこれが一番の通行のネック。(青で赤を取り巻いている部分)

もちろん「通らせてくれない」「長い時間通行止め」は確かだ。でも、そこには反対運動の住民の存在は無かった。
反対運動の住民は十分通行できるように幅を開け路肩に座っているし、機動隊の車が道をふさぎコーンでもっと道を狭くしている。この事を補足しておきたい。

沖縄フィールドワーク(N1)

24日のスタンディグの抗議のあとは、地元の知人のガイドでN1に連れて行ってもらいました。
行くまえにいろいろとリサーチをすると、住民の車が駐車しているので地元農家の方の生活道路が妨害されているという書き込みも目にしました。それは問題が生じるだろうな、と思いながら向かいます。
結果として

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住民の座り込みはアルソックの警備よりも内側です。

住民が行くまえから警察が道路半面を占拠。しかも住民の車は路肩一杯に寄せて止めてあるものの、警察・機動隊車両は大型の上に路肩に寄せることなく道路の真ん中に止め、その横にコーンを置いてあるから結構迷惑。
座り込み住民の車が迷惑と言うのは間違いのようです。

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そして右翼が大音量で座り込みの前で停車。後ろには地元の住民の車が渋滞します。
警察や機動隊が渋滞解消に尽力しますが、まったく無視。
座り込み住民はかなり気を使いながらの行動ですので地元の方が迷惑をかけることは少ないようです。本当に迷惑をかけているのはだれか?
中身のない汚い言葉のオンパレードで警察を無視して居直る姿には辟易します。防衛論や環境論を対話するのなら少しは意味もあるでしょうけれど、怒鳴り散らして警察に迷惑をかけ行ってしまいました。
とはいえ、これは僕が見た範囲の話であり僕の主観も含まれていることも事実。そして「泥棒にも三分の理」と言う格言もあります。日々の現実もこのようなものでしょうけれど、何が本当で、本当の正しいところはやはり自分の目で見て頂くことが大切です。どうぞ皆さんも本当の高江の姿を見てください。

そして整然としている住民に対して何故こんなにたくさんの人が必要なんだというくらい大勢が囲みます。名目は、僕ら市民を交通事故や右翼などから守るためらしいですが、そうだとしたら警察諸君は「敵に背を向けている」訳で、それでは市民を守れません。

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午前の座り込みの最後は簡単な報告集会。遠方からと牧師も一言スピーチ。

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仙台から来たという母娘は、3・11の時自衛隊に本当に助けられた。地元の人はみんな感謝している。願わくば感謝される行動だけしてくれる組織になってほしいとスピーチ。

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ここに来ることができない人は寄せ書きなどを送り連帯。
大きなうねりになっています。

沖縄フィールドワーク(抗議スタンディング)

高江ヘリパッドを作るには、森を破壊することと同時に、建築資材を搬入する必要があります。
現在は道路などを作っておりますので、コンクリートが必要になり、それに使う砂利は国頭やなんと天草から運ばれているそうです。
先週行った熊本とこんなことでつながるとは思いませんでしたが、天草は天草で反対運動が起きているそうです。
そして国頭や大宜見のおじー・おばーから若者まで自分のふるさとがヘリパッドと言う軍事基地の礎石になってほしくない、人殺しの村になってほしくない、騒音で苦しむという未来への禍根を残してほしくない、と早朝トラックや関係省庁の車へのアピール、そして啓発として反対の意思表示を表らしています。
「本来ならゲート前で座り込みしたいがそうも出来ない」「だから自分のできることをやっていくんだ」と語ってくれます。

僕らも2日間7時から1時間ほど2カ所の道路わきで反対の意思表示を一緒にさせてもらいました。

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僕らの親くらいのおじーやおばーは戦争を体験し、その悲惨を「想像ではなく」「実際に体験」しているわけです。だから絶対反対と体をおしてでも来ます。
小さなお子さん連れのお母さんはこの子の将来のためにと言います。
そして若者は30分ほど通過の車へアピールをした後、仕事へと出かけて行きました。本当は砂利を運搬する車へアピールをしたいのでしょうけれど、そんな願いを持っていて叶わぬままの出勤でしょうけれど、でも出来る事をする姿は僕らを奮え立たせます。

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無線を使って仲間と連絡を取るリーダーが『来るぞ』と言います。初めて参加する僕らは緊張をします。
そんな中、パトカー2台、続いて機動隊のバス2台に続いて10tダンプが続きます。
ゆっくりゆっくり30km/hと言うスピードで走ります。
真ん中に関係ない車を入れないように、警官の緊急車両が信号の色に問わず走るのだそうです。
時には通学する子どもたちの列を危ないよ行って歩行をさせずに警官が遮り『トラック様のお通りだい』とばかり、大名行列が続きます。20台を超えるトラックがゆっくりゆっくり30㎞/hのスピードで走るので、一般車両はその後ろに長蛇の列です。
そんなことを毎日毎日国道を40kmと言う長い距離迷惑行為を続けています。
この姿を見ただけで、そこまで市民を犠牲にしてやることかと言う怒りが湧いてきます。

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排気ガスを出しながら走る車を前にした抗議活動。でも道路の向こうは青い海、そして海からの心地よい風が重苦しい活動を和らげてくれます。

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晴れの日も雨の日も黙々とスタンディグ。やんばるの天気は特に通り雨が多いそうで、青空なのに雨降り。

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久野の闘いの時、農民の抗議はやはりむしろ旗掲げてだな、と僕らも多くのむしろ旗を掲げたのを思い出しました。権力者に対抗するのは泥臭いこうした闘い方が似合う。

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上記でも書いたけれど、パトカーが民間車両を守る。久野の闘いの時も行政検査を深夜(早朝)4時からした。そこまで肩入れするのは何故か?
どう見ても平等ではない。住民の主張を無視しても日米安保を守りたいのか。アメリカ軍人の違法行為には逃げ腰の行政が、日本人には強気なのが気に入らない。

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ダンプが行き過ぎてからドヤドヤドヤと僕らの前にバリケード。なんなのだ?

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ほぼ一人の住民に一人の機動隊員がつく。僕にはこの彼だ。目を伏せて前に立つ彼はまだ10代なのかとも思う。
写真を撮ろうとするとすかさずカメラの前に立つ。上官に「身を挺して写真を撮られるな」と言われているのか?だとしたら彼らに人権は与えられていないのだろう。
アメリカの海兵隊は、人間の権利を奪うために名前を奪う、全員ナンバーで呼ぶ。そういえば、宮崎駿氏の「千と千尋の神隠し」も名前を奪う。
名前と言う差別化をする道具はそこに感情を生む。だから飼い犬のように名前があればその死は悲しみだが、犬の死と言う一般論の時には涙は出にくい。
故に軍隊も機動隊も個別と言う差を奪い十羽一絡げにするのだろう。

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わずか数分、僕らの前に立った彼らはすぐにバスに乗り込んでダンプカーとともに高江に向かった。何のためにバリケードしたのかわからずじまいだった。

沖縄フィールドワーク(続・やっこくねーぞ)

N1で聞いた、「俺は負けたことが無い」…自信過剰か!と思われるような発言。
でも勝つまでやり続けるなら、途中途中の局面で挫折しそうな困窮に陥っても、へこたれても、もうだめだと思っても、そして一時活動を休止しても、充電して立ち上がって元気なもとの姿になれば「俺は負けたことが無い」訳だ。
オキナワの闘いで得た哲学。でもこれは住民運動だけじゃない。
人生、嫌なことが続いたり、悩んだり、それこそ生きるのが苦しくなったりしても、そしてそこで歩き疲れて歩くのが嫌になりしゃがみこんじゃっても、もう一度立ち上がれば負けじゃない。
「俺は負けたことが無い」と威張ろう(笑)そう人生の最後の日まで胸を張りながら生きたいものだ。

そんなことをFacebookに書いた途端、がんのソウルメイトの杉浦 貴之さんが2013年に書いた言葉をUPしていた。
自分の中でシンクロした。

先日の投稿で、「決める」ことの大切さを書きました。
体の全細胞は、宿主が“決めて”くれるのを待っている。「どう生きたいんだ!」と。
そして、「決めた」あとの続きが必要です。
「絶対に治す!」
「絶対、絶対、絶対」
というのは、強いようで、実はもろい。

「絶対に中折れしない!」
って、“絶対”を続けすぎると、かえってプレッシャーになり、中折れしやすくなる。
何だか例えが良くない(笑)。

妻に「絶対にこぼさないで食べて!」と言われるほど、食べ物をこぼしてしまう自分がいます。経験ないですか?
「絶対に」を続けすぎると、実はその逆の現象を引き寄せていることに気づきます。
一度、強い決意を持って、「絶対・・・」とやるのはいいと思います。
ただ、それが過ぎると、陽極まって陰に転じるように、ずっとは続けない方がいい。
“決意”のあとが大事。

決意した後は、“信頼”。
「中折れしないに決まっている」
自分は大丈夫という信頼に持っていく。
「絶対に治す!」から「治るに決まっている」へ。
「絶対・・・」は交感神経が優位で、「治るに決まっている、大丈夫」は副交感神経が優位になりそうですね。
”決意”の後は、“信頼”に昇華できたら最高!

闘いもそう。一度ダンプが入られたら負けてしまった、おしまいだ、ではない。
高江の闘いは前向きだ。ダンプの搬入を5分遅らせた。やったね。
このしたたかさは勝ちにつながる。

沖縄フィールドワーク(やっこくねーぞ)

三上智恵監督の『票的の村』の短縮版を見た。
泣いた…。それは昔関わった闘いを思い出したから。
理不尽な業者と行政の二人三脚。既に結論ありきの中「ならぬものはならぬ」という天の原理原則に従い、勝ち負けを別としてやるだけやろうと、住民の力を見せようとした地元の農民に手弁当で協力してくれた2人の弁護士や専門家の先生。

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思わず闘いの終わった後に住民みんなで記した報告集を引っ張り出して読んだ。
わずか5,6年だがその時の一つ一つが甦り、高江や辺野古の仲間とシンクロしたような気がした。
高江に行きたい。そんな独り言に何人かの仲間が同調してくれた。

行っても何もできない。でも行きたい、それだけのことだ。
行こう! 負け試合から始まった久野の農民魂、やっこくねーのは沖縄の人たちも同じだ!!

僕には一つの理論がある。「『正義は勝つ』は嘘だ」 やはり強い方が勝つ。
では強いとは何か?それはその問題に執着がある方だ。日米の為政者はここに軍事基地を作ることで東アジアで軍事需要ができ経済界が潤う。つまりは為政者にも政治献金が渡り懐が潤う。
勝つにはそれ以上の執着がなければならない。それでも、たとえ執着があっても住民には経済力がない。強権的に押し切られる危険性がある。
それでも勝てる可能性は低くないと思う。それは個の力が小さくても数はまさるからだ。
繋がろう! ハチドリの滴は山火事を消す。

悲しくなっちゃったから帰ろ・・・

2016年の小田原教会平和集会は、ミホプロジェクトのメンバーをお招きしての開かれたコンサートをいたしました。
おかげさまで大盛況のうちに2回の公演を終えることができました。
少し個人的なインプレッションですが記させて頂きます。
まずはミホプロジェクトのポリシーとメンバー紹介(当日のパンフレットから)

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ソプラノ歌手の木田さんの独唱と詩の朗読が交互になされ、その後ろには詩の朗読者でもある信木美穂さんの絵がスライドでうつされます。
オルガン(またはパイプオルガン)とチェロの音がすばらしい。特にオルガンは旧礼拝堂時代に購入した年代もの。きちんと整備・調整もしていなかったので演奏者からこんな楽器じゃ無理!と言われそうでびくびくしましたが、そこはプロ。チェロの音量、歌手の声量にも引けを取らないでどうどうと大役を果たしました。

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ふと高校時代の教科書に載っていた安岡章太郎氏の「サアカスの馬」を思い出して、オルガンが悦に浸ったドヤ顔をしているような気に見えたほどです(笑)

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さて、
これは祈りです。拍手は不要です、ご遠慮ください。そんなアナウンスの後に下記のプログラムで進行していきます。

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昼の部の公演には、幼稚園児を連れたお母さんが来てくれました。メンデルスゾーンの重厚な曲の後、美穂さんが福島の子どもたちを想っての詩を朗読します。素直な言葉、大人たちが語る放射能汚染の沈痛な想いを聞く耳、それでもふるさとが恋しい思い、虫取りの、そして林の中を走ったたのしい思い出・・・。
来場の園児は敏感にそこでおこった3・12(東日本大震災ではなくフクイチ事故と言う意味で)の衝撃的な事件を感じ取ったのでしょう。
思わず隣にいるお母さんに語った言葉が標題の言葉です。
つまらないから帰ろう、ではなく、悲しくなっちゃったから帰ろう。この言葉こそこのコンサートのすべてを物語っているような気がしました。祈りには喜怒哀楽すべての感情のもとでの祈りはあるでしょうけれど、やはり本当に苦しい時、悲しい時に人は祈るような気がします。悲しくなっちゃったのはきっと園児の小さな胸の中にこの事件がいっぱいに広がった故の祈りの言葉だったのでしょう。もう抱えきれなくなっちゃったのでしょう。
残念ながら僕たちは大きな間違いを犯したのです。そのことを猛省しなければならないのです。子どもたちにすまないことをしてしまったのです。そんな懺悔の気持ちを促すコンサートでした。
そう、まさにコンサートと言う名の祈りの場。
素敵な時間を過ごさせてもらいました。

ミホプロジェクトのメンバーは、観客のために前日も11時から24時に至るまで準備をしてくれました。素敵な公演を本当にありがとうございました。

PS 物販もなされて売り上げの一部はきらきら星を通じて福島の子どもたちに!これは協力しなくては・・・。

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あっ、やっぱりね、って言われそう。
でも、こちらも購入。

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終戦・・・?記念日

Blogより手軽に他人のトピックスをUPできるFacebookでは最近は高江の話題ばかり。
でも、警察や機動隊と言う治安を守るはずべき人たちが、その仕事を放棄し米軍兵は相も変わらず暴行や飲酒運転が繰り返される中及び腰なのに対し、憲法下の生存権、または環境権を訴える地元住民は、ごぼう抜きに際して首を絞めて失神させたりパトカーでぶつかったり(ひき逃げ)する横暴さ。
警察とは何か?と言う根幹の問題のように思えます。

同時にヘリパットは本当に必要か?と言う問題にもぶつかります。
高江のちにおいてジャングル戦の訓練をする。それは実戦さながらなので米軍基地と集落の間に境はなく森を抜け川を遡上した米軍兵が自宅の庭に銃を持って出てくる・・・。
そんな実態を聞いた時に、本当に戦争は終わったのか?と言う思いが湧きあがりました。

終戦記念日・・・。
庭に銃を持った、そして顔を迷彩色をペイントした人が突然現れたら、その時の気持ちは・・・。
戦争が終わったとは言えないのではないでしょうか?

だから、ちょっと先にはなりますが高江に行こうと思っています。
終戦でない、もしかしたら戦前でもある場所へ。
政府が国民を守らずにアメリカの言いなりになっている場所へ。
アメリカが極東の地を愛ではなく武力で管理しようとしている場所へ。

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時間が取れないのでトンボ返りの旅ですが、でも百聞は一見にしかず。目で見て、耳で聞いて、肌で感じてくることはとんぼ返りの旅でも何か得るモノはあるでしょう。

でも、沖縄にはやはり行けないという郷土の皆さんへ朗報です。
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礼拝後教会会計の仕事をしたらこの時間南足柄にはたどり着けそうもありません。残念ながら僕は欠席です。

バングラディシュのテロに思う

日刊ゲンダイの2016年7月6日のインターネットトピックスに「親日国のバングラデシュをテロに走らせた“2人の戦犯”」と題した文章が載っている。

日本人7人を含む計22人が死亡したバングラデシュのテロ事件に対し、あらためて在外邦人の間に衝撃が走っている。
 バングラデシュは世界でも有数の“親日国”。襲撃された飲食店は首都・ダッカの高級住宅街にあり、現地の日本人駐在員が頻繁に利用していた店だった。そんな「安全」だったはずの場所でさえも、日本人がテロ組織の「標的」にされることが確実になったのだ。
「バングラデシュと日本の結びつきは深い。07年の調査では、バングラデシュ国民が世界で最も好きな国は『日本』でした。アニメのドラえもんは国民的な人気で、輸入車も日本車がほとんど。日本との時差が3時間とビジネス環境もいい。先月29日にもJICA(国際協力機構)とバングラデシュの間で総額1735億円の円借款貸し付け契約を結んだばかりです」(外交ジャーナリスト)
犠牲者がJICAのODA(政府開発援助)の業務委託で派遣されていたというのも因果を感じざるを得ない。JICAの北岡伸一新理事長は安倍政権の「70年談話有識者懇」の座長代理を務め、安倍首相と近しい間柄だ。
 昨年10月の理事長就任会見では、安倍政権がODAの軍事目的の使用を禁じた規定を見直し、他国軍への支援を一部認めたことに対し「今まで軍事はだめという限定が厳しすぎた」と“容認”の考えを示していた。北岡理事長は今回のバングラデシュの襲撃事件について「テロリストに怒りを禁じ得ない」と言っているが、安倍首相と二人三脚で“軍事化”に向けて突っ走ってきた結果が今回の悲劇を招いている状況をどう思っているのか。
 元毎日新聞記者の板垣英憲氏はこう言う。
「もはや『日本人』であることは通用しない。テロ組織から日本は米国と一体とみられている証左です。この事実について安倍首相やシンパである北岡氏はどう考えているのか。一切、言及しないのは無責任です」

 日本が大好き――だった国で日本人が狙われた意味は重い。こうなったのも安倍首相が昨年1月に「IS(イスラム国)と戦う」と宣言したカイロ演説が引き金になっているのは言うまでもない。安倍首相はISによる後藤健二さん斬首事件後、「日本人にはこれから先、指一本触れさせない」なんて威張っていたが、それがこのザマだ。



何度もこのBlogに記しているが、坂本竜馬の言い伝えられているエピソードの中で僕が好きなのは、彼が仲間とともに京の町を歩いている時、道の向こうから、方針の違う考えをもつ何人かが来るのが見えた。
竜馬は共の者に「こういう時はどうすればいいか教えちゃる」とつぶやいたので、仲間は『北辰一刀流免許皆伝の腕が見れる』と喜んだそうだ。
一歩一歩近づくにつれて緊張が走り、一触即発、刀に手がかかるかと言う時に、竜馬はしゃがみこみ靴の紐を直した。緊張感がそがれ、相手もタイミングを外しそのまま通り去った。

ここに極意を見る。竜馬は間違いなく素晴らしい剣の達人だと感じた。

「テロに屈しない」その精神は僕も同意する(人命との兼ね合い・方法論は異論はあるが…)。しかしそれは公言をすることで、難癖をつけて戦いたいと思っているものに喧嘩を売っているだけではないか。
それは「暴力団」はだめだ、という。だからと言って暴力団の事務所に入って行って喧嘩を売る人はいないのと同じだ。
竜馬のように極意で戦ってほしい。最善はどこにあるのか見極めてほしい。
代償は非常に大きかった。

オバマ氏の広島訪問とゴジラ

漁船第五福竜丸が被爆した。
被爆後日本への帰港コースを取るが船長の判断でSOSは発信しなかった。
SOSを発信すれば米国の飛行機や艦艇により証拠隠滅の為に撃沈射殺又は拉致されると船長達は考え、電波を発信せず航行を続け母港の焼津港についたのは3月14日だった。

この話は有名な話で、乗組員たちは2つの死と戦いながらの撤退だったのだろう。
1つは9年前に落とされた2つの原爆のひどさを伝え聞いていたから発症の恐れ。
もう1つは、SOSを打電できないいつアメリカという権力によって抹殺されるかとの恐怖。

ここで彼らが帰ってきてビキニ環礁での出来事を語った故に、いわゆる下田裁判は始まった。2度の原爆の悲惨さをアメリカは『早く戦争を終えるために』と言う善為によるものと発表した。が、世界を巻き込む戦争が終わった後もより強力な兵器の開発実験をしたことに、岡本尚一弁護士は異論を唱えるべく下田氏らと日本国を訴えた、と聞いている。

逃げ帰れたことは日本にセンセーショナルを巻き起こす。
ふっと思ったのは大怪獣ゴジラのオープニング。
静かな海が突如として揺れ、ゴジラの頭が海中から飛び出すと同時に船は沈没。唯一生き残った山田某氏の証言でゴジラの存在が明らかになる。

ああ、そうだ。ゴジラは反原水爆のために作った映画だとは聞いていたが、ここで生き残った山田某氏が証言したからこそ、ゴジラの存在が明らかになったのは、まさに秘密裏のビキニ環礁でのアメリカという権力の実験の象徴からの逃げ出せたシーンなんだ。

・・・

明日は礼拝の司会の奉仕に当たる。つまりは、会衆を代表して祈らなければならない。会衆の思いとはかけ離れてはいけないと思うのと同時に、代表とはいえ自分の祈りであることも確か。そのせめぎ合いはいつも苦悩する部分。
明日は、もちろんオバマ氏の広島訪問と沖縄での女性の殺害事件を絡めて祈らなければと思う。が、オバマ氏への評価は果たしてどうしたものなのだろう?と思った時、このゴジラを思い出した。
アメリカはエゴなのか、正義なのか? オバマ氏や周辺の人はともかくとして、アメリカの国民は核軍縮や戦争のない平和社会をどう考えているのか?
SOSを出さずに逃げようと思わざるを得なかった人たちの思い、広島・長崎の人たちの国家権力への思い、平和を願う僕らに希望はあるのか、ないのか? この祈りはそうした隣人と向き合えているのか?
2015年の核不拡散条約(NPT)再検討会議では、議長国メキシコからの「被爆国日本からのメッセージ」を求められ、アメリカに追従し政治的に徐々に減らすしかないだろう、という旨のコメントを出して世界を失望させた。日本の国はどこを向いているのか?

祈る言葉が決まらない悩ましい時間を過ごしそうだ。

ちなみに、ゴジラの存在を公にした山田某氏役をしたのは山本廉さんという役者さん。何とわが郷里小田原の隣町、南足柄のご出身の方だったのだ!!

沖縄を知ろう!! (2)

20160215-11


映画上映会
3月27日 13:00-15:00
「教えられなかった戦争・沖縄編 阿波根昌鴻伊江島のたたかい」


20160215-13

講演会
4月3日 13:00-14:30
講師:西浦昭英 兄

カンバーランド長老高座教会で受洗。「平和学習の旅イン沖縄』を企画。

20160215-12

両方とも参加費は無用ですが「沖縄の基地反対運動」の方へのカンパをお願いします。
席に限りがありますので、事前に教会までお問い合わせ、お申し込みください。

(写真は本文とは関係ありません。以前沖縄伊江島に行った時に撮影したものです)
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