6月15日のパトビラ(№982 - 生活保護の利用はなるべくアパートで -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、先週の話の続きです

5月16日に小田原市と意見交換をしました。課長通知0318001号「職や住まいを失った方々への支援の徹底の2(4)あ項」つまり生活保護利用は居宅のある者と言う項目をクリアーすれば、路上からでも「生活費の金銭管理、服薬等の健康管理、炊事・洗濯、人とのコミュニケーション等の確認」などの行政からのチェックがないアパートの入居が可能なことは確認しました。
しかし、一度行政の指導に従い無低に入ると、数カ月以上行政のお眼鏡が叶うまでは「生活費の金銭管理、服薬等の健康管理、炊事・洗濯、人とのコミュニケーション等の確認」をテックされてアパートに移れないのです。しかもそのチェックは行政だけではなく無低の管理者との2人3脚だということだそうです。なんの法的拘束力や資格のない民間人が、ましてやその生活保護費の一部を利用して運営している側の人間をチェック機能としていることはやはり平等な政策ではないと思えます。
そもそも行政はその人を監視管理する権利はあるのでしょうか?生き方が束縛されることには問題がないのでしょうか?
生活保護の利用が無低に入居した人のみ制限されなければいけない理由はどこにあるのでしょう?


法治国家です。ですから、不正がまかり通って、正直者は馬鹿を見る、であっても、僕らは正直者でいてほしいことをビラで伝えていきたいと思います。
しかし、今回の問題はそうではないのです。
性格も何もすべて同じの双子の兄弟が共に野宿を余儀なくするような生活に陥り、一緒に市役所に相談しに行ったとします。
市は野宿の生活だから、今日のパトビラの当初にあるように「保護の決定」時点で「住所が無い」つまりは野宿の場合はNGになってしまうので、「住所」が取れる無料低額宿泊所に入所を勧めます。
双子の片割れは、それを受け入れて無低に入所しましたが、片方は難色を示し不動産屋に掛け合いました。不動産屋は憐れんで、仮予約でもいいと言ってくれたので、そのアパートの部屋で生活保護を取れました。
同じ性格だから、お金の管理も周囲の方々との付き合いも同じなのに、無低に入った方はそこから行政と無低の経営者から監視の半年を過ごします。
何の権利があって、私生活をそこまで監視されなければならないのか、と不満を持ちますが、それをクリアーしないとアパートに転居できないと受け入れざるを得ないのです。
それは法の下の平等ではないように思います。私生活をそこまでのぞかれる必然性はどこにあるのでしょう?

基本的に、不動産屋にかなりの説得が出来なければ、仮予約と言う不動産屋にリスクの高い契約はできないので、野宿を余儀なくしている人は無低に入らざるを得ないのが現状でしょう。
そうするとアパートからアパートに転居する生活保護を利用している人は、なんの生活のチェックを受けないのに、野宿生活を余儀なくした方のみまるで生活がまともにできないだろうから、チェックをするような態度にはどうしても納得がいかないのです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

take1960

Author:take1960
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新記事
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター