信じて安らぎを得る

2017年6月11日、小田原教会に与えられたみ言葉は、マタイによる福音書 11章25-30節。表記のタイトルの説教を長井美歌牧師より受けました。今回も礼拝で説教を聞いた内容を一信徒が思ったことを含めて綴ってみます。(説教の要約ではありません)

そのとき、イエスはこう言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかには、父を知る者はいません。疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」


群衆は、バブテスマのヨハネもイエスも偉大な預言者とか救世主(メシア)と思って仲間内では言ってはいたけれど結局信じきれずに死に至らした。認めていても受け入れられなかった、と言うことがこの11章全体の要約だ、と牧師は語りはじめられました。
知恵あるものの知恵とは、自分の知恵であるという過信。神から与えられたものであるという大切な部分を忘れ去り驕りや傲慢な気持ちが、知恵(知識)として預言者や救世主(メシア)の存在と信じて従う神への感謝との狭間を生み出してしまったのかもしれません。知恵があっても役立たせることが出来なかった、いやもっと言ってしまえば知恵が邪魔をして神への感謝、遜ることが出来なかったのでしょう。
21世紀に住む僕らも同じことを見聞きします。「聖書に書かれていることは自分も大好きで、その通りだな。と思う事ばかりだ」と言いながらも、神を賛美することはない、礼拝に来て神の前に額ずくことはない。それは知恵が邪魔をしている姿のように僕は見えます。
一方幼きものは経験則がない、それ故に誰かに依存して生活をしています。しかも、その依存の仕方は、「ああ自分は弱きものだ」などと思うことなく、依存が当たり前であり、依存することに抵抗がない。こうした自然の依存をすることこそ大切だと言っているのでしょう。

そうして困難な時、疲れている時、神に依存をしなさい。と言います。
私のくびきは負いやすい、と言うのです。が実はわかるようでわかりにくい喩えです。
喩え話は、喩えの内容がシンクロしなければならず、イエスと僕とでは生きる時代や風習、文化文明が違うので時折わからないことがあります。
でも、今日説教を聞いていた時にふっと頭に思い浮かんだのは「登山」でした。
僕らが子どもの頃は、カニ族と呼ばれる若者が夜行電車で穂高だとかアルプスだとかに行きました。キスリング型リュックサックは横長のバックパックのために電車の通路をまっすぐに歩くとリュックが背もたれにぶつかってしまうので横向きに歩くことからその名がつけられました。
僕が高校生になるころには、バックパックも横長から縦長に形状が変わり、背もたれには通気性のいいクッションがつけられたり、胸と腰にはリュックが揺れないようにベルトがつけられたりしました。
大した登山はしないものの、通気性がいい素材が出た時と腰のベルトのしっかりしたものが出た時、僕も買い換えた覚えがあります。
くびきは田起こしの大型の鍬を牛にひかせるために、また重い荷物を牛にひかせるために首に掛ける板状の道具です。これがうまく重さを分散してくれるが故に牛も我慢をして荷物を引いてくれます。
僕の場合は趣味の山登り(ハイキング)でしたが、それでも自分にフィットしたリュックの方が登山もしやすいので2度ほど買い換えた訳です。
私のくびきは負いやすい、つまりは僕の理想のリュックが見つかった時、昔のリュックよりははるかに険しい山も登れるようになったわけです。
箱根や丹沢の山に行きましょう。でもわらじで登ってみましょうと言われたら途中でリタイヤするかもしれません。でもフィットする登山靴があれば登れるかもしれません。

くびき=道具があれば歩かなくて山頂につけるものではありません。くびき=道具は楽にさせてくれるけれど、結局は自分の足で一歩一歩歩くのです。
人生を歩むときに、様々なしがらみをリュックに入れて歩くのならば、重さの分散が理に叶ったリュックの方がいいですし、リュック自身ではなく同行してくれる励ましてくれる仲間がいた方がいいかもしれません。
シャリバテに遭わないように甘いものや水筒の水を分けてくれる友人の存在が助かるのかもしれません。
くびきを軽くすることで、よし頑張ろう、辛いけれど新たに歩み出そう、と言う気持ちにさせてくれる、そんな人生の応援団が宗教なのかもしれません。

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