6月1日のパトビラ(№980 - 生活困窮者は減ってはいない -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

厚生労働省によりますと、今年1月に全国の市区町村で行われた巡回調査で、河川敷や公園などで確認されたホームレスの人は5534人で、去年から701人減りました。調査を始めた2003年からおよそ5分の1に減少し、過去最少でした。男女別では男性が9割を占め、都道府県別では、東京都が最も多い1397人、次いで、大阪府、神奈川県の順でした。
と言うニュースが5月24日TBSより配信されました。
では、生活困窮者が居なくなったのかと言えば、例えば無料低額宿泊所に代表される貧困ビジネスで自由を奪われたり、また24時間店で過ごしたり、アパートに入居しながらも1日1食しか食べられない毎日を過ごしたりしています。ようは場所を変えただけに過ぎません。
決してめでたしめでたしと言うわけではないのです。何の社会問題も見えないところに押し込められ、問題がなかったことにされることが一番の大きな問題です。
同時にオリンピックや万博を言い訳に寄せ場(ドヤ街)の再開発を計画している話もあります。町中から1か所に押し込めらせ、その場所すら奪われる、この国の弱者への風当たりはひどいものだと言わざるを得ません。


北京オリンピック、ブラジルオリンピック・・・オリンピックになると各国のスラムは為政者の手によって破壊されます。
外国から見た母国が「かっこいいように」、人の命を無視してでも体裁を繕う。
そこにいた人はどうするのだろう? 狭い場所にひしめき合ってでも生きている人たちをバラバラにする。それは弱者が支え合う「寄せ場」の解体、つまりは集団による強者化を防ぎ、文句を言わせないようにする手段。物理的な「居住」だけではなく、寄り添い支えあう「人の交流」という精神を破壊する行為。
そこに大手資本が再開発の名で低価格で土地を買う名目が手を貸す。

全国から野宿の人数が減ったという報告書。景気が良くなったというのか?と言えばだれもがNo!と答える。そして生活保護受給者は増加の一途。
ここから僕らは現実を推測しなければならない。
数だけでごまかされてはいけない。

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