支援の意味するところ

支援、英語で言えばサポート。ごくありふれた言葉で日常茶飯事聞く言葉。
でも日本語の「支援」と言うと何か上から目線に感じるというご意見も聞く。もしかしたらボランティアという言葉も、日本人の脳内でイメージするのと欧米でイメージするものが違うかもしれないし、それはその国が文化をどう築きあげて来たかの差なのかもしれない。
やはり日本は仏教が主たる宗教(基本的な考え)の国だと思う。そこにあるのは「施し」という考え方。
一方キリスト教文化は、サポート(手伝い)であって分かち合うことや思わず手が出てしまうことだから「施し」とは違い横目線なのだろう。

この関係はギフトとプレゼントという類似の言葉のそれに似ている。
厳密な違いは分からないけれど、ギフトは上から目線のような気がするのに対し、プレゼントは横から目線のような気がする。
それはgiftの語源は「毒」という言葉であり、贈り物で油断をさせて攻めるという古き時代の策略から来ていて、それ故に貢物とかあるいは形式的に感じてしまうかもしれないのに対し、presentはやはり聖書の中のクリスマスの出来事「神様からのプレゼント」という側面があるだろう。
靴屋のマルチンという小説。明日お前のところに行くよ、という神の言葉に喜んで外を見続けたマルチンは様々な光景を目にします。そのたびサポート(手助け)をしなければなりませんでした。
しかし夜遅く神の声が聞こえ、その手助けをしたのはすべて神の化身であり、サポートして助かった相手の喜びの顔を思い浮かべ心が充実した事を思い出し、感謝します。
アメリカのRFL(リレーフォーライフ)に参加した時、物品の販売をしてチャリティーにしました。日本から初参加(?)なのでそこそこ売れましたが、それでもみんな大量の物品を持って行ったのでさばききれないほどでした。2日目にはディスカウント価格に変えるとお客さんは定価で買うと言います。「私はチャリティするために支払いをするの。」  「ラッキー!安く手に入った」ではない発想…。
釜ヶ崎で牧会とボランティアをしている本田神父が、自分たちが勝手に始めた炊き出しに多くの人が来てくれ支えてくれている、と言われました。
何かの番組で過酷な活動をしているボランティア団体の方にインタビューされていました。「あなたはなぜこんな大変なことを無償でなされているのですか?」するとそのボランティア氏「無償?僕は報酬をもらっているよ。(自分の活動によって助かった人の)笑顔という報酬をね」
うん、僕もそんなかっこいい言葉を言って見たい(笑) 支援する側がされる側に感謝する、これが支援なんだろう。

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