久野の事件と籠池事件

いまさらですが、「籠池VS安倍」の問題について久野の事例に照らし合わせて書かせてもらいたいと思います。

何度も書いていますが、2000年に第1審判決が出た久野の民間産廃施設の行政訴訟。日本で初めて廃棄物処分場の許可に関する行政訴訟で行政(神奈川県)が負けたわけです。行政訴訟においての行政の敗訴は1%に満たないものですから、神奈川県はまさか負けないと思っていたのでしょう。
当然敗訴になれば、要求される訴訟代金は予算化されておらず、そもそも他事例に波及します。
そのような訳で神奈川県は「とある目的のため」に高裁に上告しました。

それは上告の間に些細な(?)別件で許可の申請を取り消すというミッション。なんとしても免許更新をさせないということ。
そのような仕打ちを受けて今後産廃業が出来なくなった業者は泣く泣く廃業してしまいました。

さて、僕らが神奈川県を訴えた理由は、法にそぐわない許可申請なのでこの許可申請を取り消しなさい、というもの。
許可書にはナンバーリングが振られていますが、廃業したことで僕らが取り消しを申請したナンバーが無くなってしまいました。
無くなった後高裁での審議が始まるのですが、裁判所は住民側が言うナンバーの業者がいないので裁判にならないと門前払いします。
そんな訳で1審住民勝訴、2審却下でした。ちなみに棄却ではありません。違いは「棄却_却下_違い」で検索すると分かると思います。
1審で負け、このまま2審をすれば、法的な争いでは負ける可能性が非常に高い。なら争いになる申請書をなくしてしまえ、争えないようにしちゃおう、と言うのが久野の闘いでした。
トカゲのしっぽ切り・・・。

今回外堀を埋められ、内堀まで埋められた中、今においても昭恵夫人のかかわりはない。籠池氏は妄言を言っている。・・・という。

もともとはバブル時の大量生産大量廃棄の世の中、行政としては産廃施設を作れるところはどこでもいいから作ってごみ問題をなくしてほしい、その一点でした。だから神奈川県副知事が業界の役員になっているという癒着をしていました。
それでも自ら火の粉が被りそうになれば、行政に従ってついて行った民間企業を潰してでも自分は残る、それが僕らの裁判の終焉事情でした。

籠池氏と昭恵氏も、戦前の世の中に戻す教育と言う意味では二人三脚でここまで来ましたが、安倍氏の延命のためには籠池氏は「泣いて馬謖を斬」ろうとしましたが、馬謖の反撃にあったのでしょう。

東京都の日の出の処分場の闘いで、東京都の職員から「行政の底力を見せてやる」と言われました。行政は自分のためにはどんな手でも使ってきます。勝つためには手段を選びません。
何よりも闘いの資金は潤沢です。それは自分のお金ではなく税金という「他人のふんどし」の利用であるからです。

籠池氏の思想は僕のそれとは全く違い、残念ながら応援しようとは思いませんが、そんな仲間を自分のために見捨てる安倍氏のそれに比べれば可愛いものでしょう。

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