姥ヶ谷の麗人(1)

年末・年始の連続(毎日)の炊き出しが4日で終わり、唯一何も予定のない休暇日。幸いなことに連れも何の予定もない休みの日なので、2008年7月以来ひさびさに西岸良平氏の『鎌倉ものがたり』の舞台を尋ねたウォーキングをしようと出かけてみました。
今回は、第2巻の中から、この鎌倉ものがたりの中では大好きなお話の「姥ヶ谷の麗人」からスタートです。
20090109-11

のんびりと小田原を出発したのは、10時40分。東海道本線藤沢駅から江ノ電に乗り換え、稲村ガ崎へ。江ノ電の中はまだお正月気分。多くの方が初詣出に行かれるのでしょう。昼前ですがかなりの乗車人数。

さて、このお話は、ご時勢に乗り切れないまじめ文学青年(出版社勤務)が、主人公の一色先生の担当になったことに端を発します。上司から小言を言われ、一色先生のご自宅に向かった青年氏。ポカポカ陽気の江ノ電の中でうとうとと・・・。ふと目が覚め外を見たら海が見えたので、(長谷より行き過ぎ)乗り過ごしたとあわてて飛び降りたところが「姥ヶ谷」。そこで素敵な女性とめぐり合います。

1902年9月、江ノ電が藤沢~江ノ島間で開通します。そして路線を延長し、現在の区間(~鎌倉)になった時には40駅になっていたそうです。現在の15駅でも頻繁に止まるな、と言う印象がありますが、その倍以上の40駅ですからすごい頻繁に止まったことでしょうね。
件の姥ヶ谷駅も、七里ガ浜と稲村ガ崎の途中にあった駅ですが、この間は姥ヶ谷のほかにも峰ヶ原、田辺、行合橋、追揚そして音無橋と止まったそうです。

稲村ガ崎を降り、踏切をわたってから、国道に出る前に右折。線路伝いに高級住宅地の中を歩くと、細い川に架かる橋に出会います。かなり下を流れる川のかわらにある木には、ロープで出来たブランコが二つ。暑い夏なら目的を忘れてかわらに降りる道を探すところでしたが、如何にポカポカ陽気でも冬は冬。さすがに川の音に身が凍てつきます。早々に渡ったところの線路端が太く空き地になっています。もしかしたらここが姥ヶ谷か、とシャッターを押しますが、家でよくよく調べたらここは音無川停車場のようですね。
20090109-12

実際の姥ヶ谷はこのあたりでしょうか?

20090109-13

漫画の中の有島別邸は、有島生馬記念館として長野県上水内郡信州新町上条に移築されています。
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風見鶏がないだけですよね。いつか行ってみたいです(笑)そして、旧有島別邸があったところは、現在は上智大学の施設が君臨していました。施設越しに海が見えます。残念ながら国道の車と密集した住宅で、当時の面影はまったくないですけれどね・・・・。まぁ、大正時代のはじめの面影が残っているはずはないのですがね(爆)

テーマ : 旅日記
ジャンル : 旅行

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姥ヶ谷を歩かれたんですね。

こんばんは。(^^♪

mixiから飛んでまいりました。

姥ヶ谷のあたり、私もお気に入りのエリアなんですよ。

サーファーのあいだでは、

いまだに姥ヶ谷と呼ばれる波乗りスポットがあるようです。

またあの辺りを歩いてみたいですね。

Re: 姥ヶ谷を歩かれたんですね。

そうなんですか・・・。
江ノ島界隈はどこでもサーファーが多いですが、姥が谷周辺はメッカのひとつなんですね。

小田原からですと、近いのですが、逆に近くてなかなかいけない場所です。
また姥が谷も行きたいですが、今回は人魂を見に行きます(笑)

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