3月30日のパトビラ(№972 - ケースバイケースなのか一律なのか -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

公務員試験に合格し高い志をもって入所した職員はやはり希望の塊だぅたと思うのです。特に福祉職の方は憲法の崇高な理念に基づきできる限りサポートをしたいと、時の上司に相談するも、きっと『そんな前例はない(悪しき前例を作るな)』『予算がないから無理だ』『法律に書いてないだろう』そうした言葉が跳ね返ってきたことも少なからずあったのだと思います。先の生活保護行政のあり方検討会の席上でも有識者の方が盛んに言われたのは、血の通った行政であり、相談者の立場に立ったアドバイスでした。
どうにかしたいという目標設定を立てても、行政と言う名の高い壁があり目標に絶対に達せられない時、誰もがやる気を失うか若しくは違う到達できそうな目標に変えます。やらなければならない生活困窮者のサポートが「前例」や「予算」や「法律」といった一介の職員で手出しできない壁に阻まれた中で到達可能な「不正受給撲滅」と言う道に走ってしまったのはある意味不幸だったというのも共通の認識です。
今回のジャンパー作成という一事象に端を発した根柢の問題点は、一律に「予算」や「法律」という形で縛ってしまって、個々の悩み困窮を伴ってくれる部署がなくなってしまった点だと思います。そういう意味では、この問題は小田原市の問題ではなく国策の話であり、国民の意識の問題だったのです。


行政をよくするには「3主義」を廃止することは、もう20余年前に聞いて言い続けていることです。だからまた同じことを言っていると思われる方も居られるかと思いますが、言い続ける必然性を感じています。
多くの方がこの問題に対してバッシングをされました。しかし、ケースワーカーの熱意をしぼませているのは何か?は真摯に追及しなければならないことです。
今回の検討会においても言葉は違えど同じこと言われたと思います。
小田原の問題ではない、保護課の問題ではない。まさにその通りです。この問題は、この国の国民が同じ日本人に対してどう一緒に生きて行こうか?と言う問題だと思うのです。

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