2月2日のパトビラ(№964 - NPOが運営する無低の実態 -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

さいたま市は26日、生活保護受給者が受け取ったばかりの生活保護費を強制的に回収、管理したとして、同市岩槻区内で生活困窮者受け入れ施設を経営する宗教法人「善弘寺分院宗永寺」(東京都足立区)に対し行政処分を出した、とのニュースが報じられました。このNPO法人は5施設で220人の生活保護者を入居させていましたが、バスで市役所に連れて行き、帰りのバスの中で保護費1万円だけ渡して残りを回収。その後1日千円ずつが渡されたそうです。つまりベニヤで仕切られた約3畳の家賃が47700円、暖房費3080円、水道光熱費9000円、食費棟約3万円がかかるそうです。あまりの劣悪さに支援者にSOSを求めた人たちのおかげで、現状が公になりました。その方が後日入居した近隣エリアの6畳1K(バストイレ付)が43000円なので家賃だけを考えてもそのNPO無低施設は倍の料金を取っていたことになります。
無低からアパートに居を移したとしても12万円近くかかりますからお小遣いがたんまり残ることはないでしょう。でも、監視されない自分の自由な広い空間をもてることは確かです。すべての無低がそうでは決してないと思いますが、逃げられないように1日千円だけを渡すやり方に「昼飯を買い、一日中部屋でテレビを見る生活で気が変になってしまう。だんだん、考える力がなくなり、現状から抜け出すことを諦めてしまう人も多かった」と人格すら破壊してしまうやり方に徹底的なメスを入れてほしいものです。


まず一つお断りをしなければならないのは、何事もそうですが、1つの事例ですべてを判断しないでほしいということ。まじめに困窮者を救おうと努力している施設もあります。でも比率は極めて低いと言わざるを得ません。それでも十羽一絡げで言われることに心を痛めている施設もあることはお覚え下さい。

そしてそんなひどい施設であったとしても、生活保護をもらえれば、医療扶助を受けられるために医者にかかりやすいことや、冬の寒さや夏の熱中症の予防にはなりやすく、死の恐怖からは少しは逃れられることも確かです。

では何が問題かと言われれば、実は世の中の多くの方が不満に思っている「不正取得」の温存の一つはここではないかと思える点です。
個人で不正をする人は、言い方は悪いですが、生活保護以外もそういう生き方をし続けてきた人です。世の中の詐欺事件と同じです。
こうした貧困ビジネスも同様です。たとえは悪いですが、振り込み詐欺と同じようなもの。ただ振り込み詐欺は、個人を狙うものですが、こうした貧困ビジネスは役所の脆弱部分を通じて税金を搾取する点です。
そのとばっちりが本当に困窮している野宿の仲間たちに行かないように、まずは近問題は役所組織の脆弱部分を解消するよう努力してほしいものです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

take1960

Author:take1960
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター