1月5日のパトビラ(№960- 無低宿泊所の公的調査 -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

新しい年になりましたが、残念ながら社会がより良い方向に向いている気配はあまりしません。若干ながら都内はオリンピックに向けて多少の景気のいい話は聞こえてくるかもしれませんが、根本の解決にはなりません。だからお正月になったからと言っても「おめでとう」とは言いづらいです。
さて、NPOが運営している無低宿泊所の調査を東京都と千葉県が実施しました。231施設6600人収容の施設で毎年150人以上の方が亡くなっているとの報告に驚きを隠せません。もちろん無低に入居する前野宿の生活で無理をした人も多く、通常のアパート入居の方より体調不良の人が多いとしても2.5%は異常に高いと思えます。
日本福祉大の山田壮志郎准教授(社会福祉学)は、無低からアパートに転居を薦め自立を支援すべき行政が、歳費の問題や手続きの多さなどで消極的なのが原因の大きな理由だと語っております。同時に、無低を運営するNPOがいわゆる貧困ビジネスとして、十分栄養ある食事の提供が出来ていないことなどの問題も指摘されていることから、行政の監視の強化も大事なことでしょう。


年末・年始の連続炊き出しが終わりました。
例年と違うのは今年は、「知っている野宿を余儀なくする仲間」の比率が高かったこと。ここ数年は、家を持つ生活困窮者(だと思う)方の比率が高く、木曜に廻っている方の参加率が低かったのですが、今年は毎週顔を合わせる方ばかりでした。
あわせて、いろいろな政策によって無低に入ったりして野宿を余儀なくしている人が減っていることから、参加者もへっているのが現実です。
でも、今日のパトビラの文言ではないですが、無低の中の幾何かはいわゆる貧困ビジネスであったり「無低よりはましでも生活の困窮は変わらない」人が多かったり、若年層化して若いご夫妻と幼子の家族等がその日の暮らしに困窮していていますが、残念ながらそうした人は炊き出しには来られません。
必要な所に支援が行き届くようにすることが今年の目標かもしれません。

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