沖縄フィールドワーク(N1裏)

座り込み抗議行動の最中お昼を過ぎました。リーダーより一度解散をし、めいめい食事を取りまた午後に備えましょう、との連絡。
そこで僕らは、N1裏に取れて行ってもらいます。
ぐるっと新川ダムを迂回し、畑は農家の迷惑になるので避けるようにしてN1裏に到着。しかしそれは地元のガイドさんがいたから言えること。行く途中は両側は背丈2mを超えるサトウキビ畑。歌の文句じゃないけれどざわわざわわとそよいでいるだけで全く視界がゼロ、そこを数度曲がるとまるで迷路に誘い込まれたようで迷子になります(笑)
むちゃくちゃ大きなテント(ブルーシートのタープ)。ここで200人規模の集会が開催されたそうです。社民党の福島瑞穂氏などはこのテントの下、ブロックに板を渡したところに銀マットを敷いて寝泊りをしてまで反対運動をしたとのこと。根性入っていますね(笑)

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そして先日、ヒロジ沖縄平和運動センター議長と日本キリスト教団の神奈川在住の牧師が逮捕拘留の原因になった場所。現地衝突でもみ合いになり肩をつかんだとかつかまないとかと言うだけで逮捕。しかも現行犯ではなく1カ月も経ってからわざわざオキナワから神奈川まで逮捕をしに来て拘束するということに権力の横暴さと費用の掛け方の問題を感じてしまいます。多分お二人とも不起訴処分になるでしょうが酷い話です。

お昼を食べながら、留守番のかくさんからお話を聞きます。

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こちらの地図は辺野古浜通信さまから借用。

今後H地区建設を考える時、ダムの上の橋の強度問題や距離の問題を鑑みれば一刻も早くN1地区を完成させ、基地内を通過させたいというのが狙いのようで、N1裏は今後熾烈な攻防になりそうです。

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基地側が住民が中を覗けないように作った目隠し。

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前写真の目隠しと住民テントの間の緩衝地帯。住民テントへ向かう最中。沖縄では魔よけでこうして草を結ぶのだという。基地から魔が入ってこないように大事なモニュメント。

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住民テント入口、ここからは魔物も防衛局も入れません。
対行政での反対運動には3種類の住民があらわれます。積極的な反対運動をする人、立場上反対運動が出来ないので沈黙を守る人、それとお上に逆らう事を良しとしない、しょうがないよと諦める人。
久野の闘いにおいてリーダーシップを取った方から『同調しない人(仲間でない人)は反対者だ、と言うのと、反対をしないのは仲間だ、と言うのは全く違う』と言います。賛同して参加しない人を排除をすればそれだけ力が分散してしまいます。
でも、N1裏そばに農地を持っている人は、もしN1裏テントが突破されてしまったらここはダンプの通り道になってそれこそ農業どころではなくなる危険性は感じてほしいなと思います。
あの時話を聞いていればこんなことにならなかった、と言う後悔だけはしないでほしいです。

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故郷を離れた方がよく見えるのかもしれませんが、こうした若者が多いのは嬉しいです。


もう一つ、これは沖縄中の問題。それはこのやんばるこそが沖縄の水がめ。離着陸だけなら基地上空だけですが、プロペラの角度を変える時にも墜落しやすいオスプレイ、機体のバランスを取るためにストロンチウムが使われ散るという情報もあり、水がめの上やそばに落ちたりすれば途端に水不足になります。

前回も書きましたが、行政と闘う時に住民側が非常に不利益を被るのは、行政側は「税金」と言う僕らのお金を湯水のように使う事です。久野の住民運動でも僕らは手弁当で節約をしているのに対して闘う相手は『僕ら反対側』の税金も含めて他人のお金で闘うこと。
N1裏には2台のレンタカーが乗り捨てられています。これはN1裏が車でしかいけないような場所にあることから行政がN1裏に来て置ける車の台数を減らさせようとここに乗り捨てたらしいです。
その置き去りにするだけのためのレンタカー代は約80万円にも上ります。
庶民には考え付かないような無駄遣い。

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しかも、やっとすれ違える幅の道路なのに幅寄せしないで置き去りにしていたので、座り込みのメンバーが農作業の邪魔にならないようにみんなで持ち上げて反対者のテントそばに移動させたという何とも迷惑な話です。

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住民側は手作りの甲蓋で側溝にふたをして止めているので車の走行は可能です。

さて、17時から名護署に不当拘留されている仲間の釈放を求めての抗議行動があるとのことでそこに参加させて頂くこととして若干時間が取れました。そこで行きたかった「Cafe水母」は今からでは無理ですか?とガイド役のUさんにお聞きすれば、いいですねコーヒー飲みに行きましょう、と乗ってくれたのでおやつタイムに入ります。

この喫茶店は「標的の村」の主人公の一人安次嶺現達さんのお店。N1のそばの自宅でCafe山甕(やまがめ)を経営していたのですが、のべつまくなし飛ぶオスプレィの騒音にご両親もお子さんたちも不眠になり、子どもたちの健康を考えてN1から小1時間離れた海岸に新しいお店を構えたとのこと。

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美しい海岸線が見える浜に手作りのお店。床板1枚1枚をいろいろな色のペンキで塗りながらも、お互いの色がお互いを尊重しているから邪魔ではない部屋を通って1段高い海岸の見える部屋に行けば暗めの部屋の窓から見事なオーシャンブルーの海が見えるように窓際に一列席が設けられています。

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多分敷地内の畑に植えられているバジルを練り込んだケーキとオーガニックコーヒーを注文。
滋賀から沖縄に移住して今日のガイドをお引き受けくださったUさんご夫妻から沖縄の暮らしなどを聞きながら海を眺めながら至福の時間。

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余りに楽しく心地よく、時計を見れば、そろそろ出発しないと名護署前の抗議に間に合わなくなりそうです。

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