10月6日のパトビラ(№948 - 自分よりの弱者を切り捨てる日本人 -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

2007年米国のビューリサーチセンターが各国の社会的傾向「政府は自分で生活できない人を救うべきか」という貧困と社会の関係を問う質問をし、そうおもわないと回答の比率が発表されているトピックスが載っていました。
それをみると、ドイツが7%、イギリスが8%、イタリアや中国が9%とほとんどの先進国が福祉の充実は当然と思っている中、アメリカはなんと28%はそうは思わないと回答しているのを見て、ああ個人主義の国家だなと思っていたら、日本は何と38%もの人が政府の救援責任を否定したとの回答に非常なショックを受けました。
アメリカが高いのは、政府と個人と言う関係ではない教会やNPOといった組織があり、そこに個人や企業が献金をささげて代行するシステムがあるので少しは理解できますが、日本は民間組織に寄付をして政府ができない仕事を代行させるというシステムがない中、政府への関与も否定していることに未来への不安を隠せません。
高度成長時代が1950年から40年ほど続きました。追いつけ追い越せと文化をかなぐり捨てて経済成長だけしたツケかもしれません。人の心も荒みました。


多くの国が税金の代償として国民の安全や生活の保障を求めるのは当然である。国家の大原則である国家は国民を守る義務がある、と言うルールは当然である、国民は搾取する国王から革命で自由を勝ち取ったという歴史より、権利や自由を義務の代償として考えほぼ100%の人が納得しているのに対し、アメリカは移民の時代から自己責任を前面に押し出して自由は自己責任で勝ち取るものとしている違いを感じます。

RFL(リレーフォーライフ)と言う活動に僕は賛同していますが、その始まりの国アメリカのそれは、町中で自主的に発生したグループが自らの手でチャリティーを繰り返し毎年何十億、何百億円もの寄付をアメリカ対がん協会に送っています。
アメリカ対がん協会はその寄付を使って企業や学校で様々な開発をするように依頼し、また国民の声を集約し政治に関与しています。
それに対して日本対がん協会に集まる寄付は1000万ほど。この差は個人の依頼をどう政治に反映させるのか、の方法の違いだと思います。

日本はドイツや中国と同じように政府主導での政治のルール。アメリカとは違うのです。しかしそれに対して日本人の考え方がアメリカよりも個人主義で、他人の事を無視する冷酷な考え方になってしまったことはあまりにも悲しい結果です。

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