もう無理だよ、やめようよ

 東京都築地市場(中央区)の移転予定地・江東区豊洲(東京ガス工場跡地)に、戦争中、毒ガスを製造していた旧陸軍技術研究所跡地(新宿区百人町)の都営住宅工事に伴う土を5500立方メートル搬入し、盛り土にしていたことが24日、明らかになりました。日本共産党の清水ひで子都議が都議会委員会で追及しました。都は豊洲新市場予定地で実施している区画整理事業で、2・5メートル前後の厚さで盛り土をしています。

 都市整備局の資料で、旧陸軍技術研究所跡地からダンプカー1006台分、5534立方メートルの土を運び込んだことが判明しました。

 清水氏は、旧日本軍の毒ガス弾を調査した環境省の報告書(2003年)では旧陸軍技術研究所が猛毒のルイサイト、イペリット(マスタード)、青酸などの毒ガス弾100キログラムを終戦時に保有していたこと、ルイサイトは市場予定地の盛り土から検出されたヒ素の化合物であることを指摘。「毒ガス弾を生産・保有していた軍隊の研究施設の跡地にかかわる土地を市場予定地にもちこむこと自体、行うべきではない」と批判しました。

 都市整備局の遠藤正宏市街地整備部長は、百人町から搬入した3件のうち、1件は土壌汚染調査をしていなかったこと、土地の利用履歴は調べていたと述べ、中央卸売市場の岡田至市場長は「調査を行い、汚染が見つかることがあれば、対策を講じていく」と答弁。小沢昌也委員長から「理事者は質問に的確な答弁を」と促され、塩見清仁管理部長は「私どもは事実関係が全くわからない」と答弁しました。

 清水氏は、「市場当局の、食の安全を守るという姿勢に大きな問題がある」と批判、徹底調査を求めました。
 2010年8月25日(水)「しんぶん赤旗」

フクイチも自分でまいた種がにっちもさっちもいかなくて国民の税金による尻拭いをお願いし、政府は了承したわけですが、ここ豊洲も東京ガスが汚染した土壌を国に買わせて企業は逃げたわけです。
そんな場所を買って、なおかつ衛生面が大事な食品市場を作ろうとしたこと自体が間違いだったと思います。

そして、安全面を無視して経済優先で盛り土をなくしたと言う事に憤りを感じましたが、盛り土自身が単なる土ではなく汚染土壌だったという事に開いた口がふさがりません。

日本人は残念ながら喉元すぐれば熱さを忘れる人が多いのか、フクイチの問題が出てからは有害重金属やダイオキシンのニュースすら見聞きされなくなりましたが、放射性物質が飛び散ったからダイオキシンの毒性が薄まった訳ではありません。

昨日教会でセデック・バレと言う霧社事件を題材にした映画を見ました。山間に住み身体能力にたけたセデック族を支配しようと日本軍はやきもきしますが、なかなかそうは問屋が卸さないわけで、業を煮やして国際法禁止のマスタードガス(毒ガス)を散布してとうとう制圧に成功するわけです。これがその後の石井部隊へとつながって行くのですが、こんな事件やドイツ軍の毒ガス攻撃と合わせて国際社会はいかに戦争であっても毒ガスは使用してはいけないとしたわけです。
そんな毒ガスの液が染みこんだ土壌を盛り土すれば問題が生じるのは推測できることです。

オリンピックの選手村や現施設の衛生管理の問題もありますが、これだけ問題が山積する豊洲に移動させるのは禍根を残すことになりまそうです。
まずは一度計画を白紙にして最善策を考え直しましょうよ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

take1960

Author:take1960
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
最新記事
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター