悲しくなっちゃったから帰ろ・・・

2016年の小田原教会平和集会は、ミホプロジェクトのメンバーをお招きしての開かれたコンサートをいたしました。
おかげさまで大盛況のうちに2回の公演を終えることができました。
少し個人的なインプレッションですが記させて頂きます。
まずはミホプロジェクトのポリシーとメンバー紹介(当日のパンフレットから)

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ソプラノ歌手の木田さんの独唱と詩の朗読が交互になされ、その後ろには詩の朗読者でもある信木美穂さんの絵がスライドでうつされます。
オルガン(またはパイプオルガン)とチェロの音がすばらしい。特にオルガンは旧礼拝堂時代に購入した年代もの。きちんと整備・調整もしていなかったので演奏者からこんな楽器じゃ無理!と言われそうでびくびくしましたが、そこはプロ。チェロの音量、歌手の声量にも引けを取らないでどうどうと大役を果たしました。

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ふと高校時代の教科書に載っていた安岡章太郎氏の「サアカスの馬」を思い出して、オルガンが悦に浸ったドヤ顔をしているような気に見えたほどです(笑)

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さて、
これは祈りです。拍手は不要です、ご遠慮ください。そんなアナウンスの後に下記のプログラムで進行していきます。

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昼の部の公演には、幼稚園児を連れたお母さんが来てくれました。メンデルスゾーンの重厚な曲の後、美穂さんが福島の子どもたちを想っての詩を朗読します。素直な言葉、大人たちが語る放射能汚染の沈痛な想いを聞く耳、それでもふるさとが恋しい思い、虫取りの、そして林の中を走ったたのしい思い出・・・。
来場の園児は敏感にそこでおこった3・12(東日本大震災ではなくフクイチ事故と言う意味で)の衝撃的な事件を感じ取ったのでしょう。
思わず隣にいるお母さんに語った言葉が標題の言葉です。
つまらないから帰ろう、ではなく、悲しくなっちゃったから帰ろう。この言葉こそこのコンサートのすべてを物語っているような気がしました。祈りには喜怒哀楽すべての感情のもとでの祈りはあるでしょうけれど、やはり本当に苦しい時、悲しい時に人は祈るような気がします。悲しくなっちゃったのはきっと園児の小さな胸の中にこの事件がいっぱいに広がった故の祈りの言葉だったのでしょう。もう抱えきれなくなっちゃったのでしょう。
残念ながら僕たちは大きな間違いを犯したのです。そのことを猛省しなければならないのです。子どもたちにすまないことをしてしまったのです。そんな懺悔の気持ちを促すコンサートでした。
そう、まさにコンサートと言う名の祈りの場。
素敵な時間を過ごさせてもらいました。

ミホプロジェクトのメンバーは、観客のために前日も11時から24時に至るまで準備をしてくれました。素敵な公演を本当にありがとうございました。

PS 物販もなされて売り上げの一部はきらきら星を通じて福島の子どもたちに!これは協力しなくては・・・。

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あっ、やっぱりね、って言われそう。
でも、こちらも購入。

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