地下空間からどれだけ漏れ出すのか?

豊洲の盛り土について専門家会議の座長を務めた平田健正・放送大学和歌山学習センター所長が、毎日新聞の取材に以下のように明らかにした。と毎日新聞は 9月16日(金)8時30分に配信している。

平田氏によると、土壌汚染対策法が問題にするのは、土に含まれる有害物質の濃度と地下水に溶け出した濃度で、揮発したガスは対象外。ただ、専門家会議では「豊洲市場は生鮮食料品を扱う施設で、揮発して地下から地上に出てくるガスも考えなければならないのではないか」との議論になった。

 そこで地下水に環境基準値の1万倍のベンゼンが含まれていると仮定し、地上に揮発してくる濃度を調べることにした。実際に地下水脈まで掘削し、再度土で埋めて調べるのは困難なため、米国などで広く使われている汚染物質移動のリスク評価ソフトを使った。

 専門家会議は都側の提案を踏まえ、4.5メートルの盛り土をしたとして、このソフトで分析した。平田氏は「4.5メートルは都が提案した数字で、科学的な根拠はなかった。しかし、結果的に(計算上)濃度がかなり低くなったので、これなら大丈夫ということになった」と説明した。


久野の山中に産廃が計画されたことは何度もBlogに記しています。その時も、計画の業者は誇らしげに大気調査も考慮していると語った訳です。たぶん、住民が蜂起したとしても、専門家が手弁当で住民の見方をしてくれなければ、裁判にしたところで敵わなかったと思います。
大気拡散なんぞ学んだこともない僕でしたが、専門家の「(相手側は)パフモデルで分析しているが冗談ではない」という怒りの声に少しずつ学びました。
和留沢と言う地区は、昔は悪沢と記しました。乱気流に飛行機の墜落があったとも聞いています。

20160916-01

三方を山に囲まれ、一日の間に山風海風が交互に吹く場所は気流は安定しません。そんなところに1本の煙突以外何も阻害するものが無いまっ平らな無風状態の大気拡散原理を当てはめるのはおかしい、と言うのが菱田一雄氏のご意見。天に召されたのを存じ上げなく、今検索したら2011年8月1日、84歳お亡くなりになったそうです。不義理をして申し訳ありませんでした。
その言葉を受け、僕らは横浜栄区庄戸四丁目で大気汚染を監視しているグループからアドバルーンをお貸しして風向きを学びましたが、あまりの乱風にアドバルーンが割れてしまうアクシデントがあり、慌てて今度はクレーン車の先にドラム缶に入った松葉を燃やし(いぶし)その煙の行方を測定して裁判に出し、証人席の菱田氏から「パフモデルの結果は実測と全く異なる」との証言をもらいました。

今回の問題も揮発性の高く発がん性物質でもあるベンゼンが高濃度で埋まっているが、それがどの程度排出されるか?は机上での論議であるわけです。4.5mも専門家と言えども推察の域を出ていない話です。
仮定の上に仮定を掛け合わせた話です、実測をしなければ、久野のパフモデルと同じ話になってしまう怖さはありますね。

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