豊洲と八ッ場

豊洲が揺れています。
そもそも発想が悪かった、としか言いようがありません。有毒物質が土壌汚染している事を知りながらその上に食品加工の施設を作ること自身が問題だったわけです。
ゴミの問題に少し関わったものとして、それは処分場問題とどうしてもリンクしてしまいます。わずか数㎜のビニールシートを敷いたから安全です。周囲は厚いコンクリートで覆われていますから安全です。そんな行政マンの説明はことごとく崩れました。
アラームを設置してあります、とも行政マンは言っていました。が、警報機も多くは数年で壊れ、また生き残った物がたとえ鳴ったとしても掘り返し修復することが出来ないため意味をなしませんでした。
安全と言われる施設から有害物質が外部に流れ出る理由は紫外線と雨(水分)によるところが多かった感があります。ここの問題もご多分に漏れない雨水がコンクリをむしばみ、そこから揮散されたガスが施設内に入ってくることはまず間違いのないことだと思います。

話は違いますが、このニュースを見聞きして八ッ場ダムを思い出しました。
地の人にここにダムを造りたいからこの地は湖の底に沈んでほしい、ついては故郷を離れてくれ、との要請。
温泉街での観光を生業としている、つまりは地べたとともに生きている人には、まさに生活のすべてを奪うようなむごい依頼でした。
それでも「公益」のためと移転を受け入れた時に政権が替わり、八ッ場ダムの建設中止の意向。
なんで世論がこの民主党(現民進党)の政策に非難をしたかと言えば、それは学識的に八ッ場ダムは不要なのに作るのはおかしいという民主党の意見に異を唱えたからではなく、そこに住む人たちの事を考えないで机上で物事を進めたからでしょう。
政策が変わっても政府は政府です。国民を蔑ろにしてはいけないことは変わりません。
ならばなぜ前政権は間違った判断をして皆さんにご迷惑をかけた、ついては現況の地で引き続き温泉観光ができるように現政府として協力していく。この半世紀建て替えも出来ないで苦慮した各家庭に慰謝料として補てんをしたい。といって、現況の場での再稼働を後押しできなかったか、です。
豊洲も同じではないでしょうか?
ここまでやったのに!と八ッ場も民主党が止めた時そう言われました。でもダメなものはダメ、と言う民主党の意見は僕は間違っていなかったと思います。しかしその後のフォローがダメだった、同じ轍を踏まないでほしいものです。

築地の関係者は、移転を余儀なくされたと準備に入っています。でも、このままでは移転は無理でしょう。安全面は確約できないと思います。ならば移転に有した費用の保障と再度新施設の計画を。
そして多額の血税をかけて作った施設は食品外の倉庫業などに活用し無駄にしないことが大事だと思います。無駄にしないことは工事担当者の方の努力を無視しないことでもあります。現場で働かれた人はみんな良い物を作ろうと尽力したのです、前段の安全性とは関係ない所での努力を無駄にしてはいけない事でしょう。

でもあと数年もすれば「のど元過ぎれば熱さを忘れる」の喩ではありませんが、豊洲の市場が安全性に揺れたことなどお構いなしに稼働してしまうかもしれませんが、それでも豊洲も八ッ場もともに現地の人の声は聞いているとは言えども軽視された感はぬぐえません。そんな施設よりも魚市場の人が作業しやすい施設の再計画をたてたほうが誰もが納得するような気がします。

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