子ども食堂

野宿者支援をしている中で、野宿を余儀なくしている方が高齢化して好むと好まざるに関わらず体力の限界で無料低額宿泊所等に入所せざるを得なくなっている昨今、逆に生活困窮の若者や家族が増えていると聞きます。
そんな声を形にしようと全国で子ども食堂と言う働きが多くなっています。
そんな活動は小田原でも始まりました。そこで様子を見せて頂きに行ってきました。

13日は
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「はまっこてらす」さん。酒匂の公民館で行っています。お話を聞けば代表のHさんはじめ多くの方が六菜会の方とか。
14時過ぎに伺えば、数人のスタッフさんがお忙しく働いています。
外には、今日がはまっこてらすの開催日だと分かっている子どもたちがうろうろと(笑)
でもまだ15時前だよ!!

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食事は17時から…。あと2時間・・・。

でも、子どもたちの目的は食事だけではありません。食事までの時間、隣の部屋でみんなで遊ぶこと。25畳ほどの板の間の半分は卓球台。そして残りの半分ではカードゲームやボードゲーム、折り紙などで。
誰がリーダーシップをとることなく、みんな勝手に、しかも仲よく遊んでいます。

一方、台所と食堂ではフル回転で数十人分の食事が作られています。
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代表のHさんの話では、老人会のような高齢者への食事提供は営業許可を取っていなくても提供できるものの、子どもたち相手だと営業許可が無いと提供できないのだそうです。
しかし、若者でも子どもたちでも料理教室のように自分で少しでも作れば営業許可は不要だそうです。(食品衛生責任者ではありません。これはいかなる場合でも必要になるはずです。)
法律の線引きはなかなかわからず、僕の目には理不尽にしか見られませんが、そんな訳で、ここでも最後の行程は子どもたちの手を煩わせます。

そんなみんなで作ったご飯をみんなで食べます。
聖書の中には食事のシーンがよく載っています。それは食事というものがただ食べるという作業ではなく、その時こそが文化だという事だと思います。核家族と少子化、人と人とのつながりが人として大切なコミュニケーションを生み出すのなら、その重要なひと時を食事をしながら育みたいです。日本でも「同じ釜の飯を食う」ということわざがありますが、言いえて妙、そんな関係をこうした場所で築き上げてほしいですね。

さて翌14日
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小田原市の施設マロニエを使って市主導(”食”でつながる「子育ち」の居場所づくりプロジェクトチーム)での子ども食堂。
不特定多数の子どもたちを対象にしているので、出入りする大人たちも出席簿もきちんとつけます(これははまっこてらすも同様)。
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ここも敷地内に大きな調理室があります。そこで仕込んで最後の仕上げをここでやっています。
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タコライスとビシソワーズ、それと久野の夏ミカンとキゥイで作ったデザート。
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ビシソワーズにはパンで作ったクレトンを落として食べます。おしゃれ~(^_^)/

2回の見学でいくつか学びました。
1つは、このイヴェントのために子どもたちが集まります。そのため来帰宅時の安全まで気を遣う。特に交通事故だけではなく、不審人物による事故も最近は多いです。保護者との連携やサポーター(支援ボランティア)による集団下校も大切。
企画政策課のHさんは、送迎の時は子どもたちからいろいろと話を聞けるチャンスだと言います。そうなんです、一緒に歩いている時と言うのは心を開放してお話ししやすいチャンスなのです。それはRFL(リレー・フォ・ライフ)を通じて僕らはよくわかっています。目と目を合わせて話して心を打ちとけるというのはよっぽど心が通う人同士で、そこまでの間柄でなければ同じ方向を見ながら歩きながらの方が簡単にしゃべれます。
2つ目は食事に対する安全。それは、衛生面という事のほか、アレルギーによる病に合わせないこと。酒匂のはまっこてらすでは、通常1日750食以上の食堂に通達されている大量調理施設衛生管理マニュアルに従って、検食までしているそうです。両方の子ども食堂とも調理者は使い捨ての手袋を着用していました。
またこれも両方ともアレルギーの確認をしていましたが、「低学年の子どもたちもアレルギー内容を理解できているのか?」と問えば、今は小学校でも同じようなアンケートを取っているのでわかるとのこと。
齢50余年、僕らの頃とは給食への関わりも変わってきているようです。
3つ目は、食べるだけでなく居場所づくりが大きな目的の一つという事で、怪我をさせないように気を付けるのはもとより、万が一のために保険に入ることが重要。
また、その時間を大切にするのなら、その間のスタッフの確保も大事なことです。

この三点さえ何とかなれば子ども食堂の開催も検討の余地が出ます。
もともとは、生活困窮家庭の子どもたちのためにと言うことで伺いましたが、少し自分の考えとは違った方向の活動でした。しかし、誰が困窮者で誰が違うかは僕らはわからないし、一緒に来た子どもを区分けすることはできません。

そして教会と言う場所が、イエスの愛した子どもたちの場であります。何かできないかを話し合っていければと思います。

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