6月30日のパトビラ(№934 - 世界中が世知辛い -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。


イギリスがEUから脱退します。理由の一つに、移民の優遇措置に反発するイギリス国民の感情があります。アメリカでも大統領候補のトランプ氏がメキシコから移民が入れなくなるように高い壁を作ろうと言って支持を集めています。実はこれは海外の話だけではなく、皆さんとも縁の深い生活保護の話とも根っこは共通しています。別府市等では「パチンコしたら生活保護停止」と言う内規を作りました(現在は廃止)。
移民とは今まで住んでいたところが生活をするにはあまりにも厳しく着の身着のまま新天地へ出向くことです。家財道具もなく持ち合わせの現金もごくわずかです。その土地で生活している人に比べて困窮の度合いは高いです。
そうした自分より大変な人に対して、支援をすることに不満を持つ人がイギリスでもアメリカでも増えています。そして別府市の事例も『施してやっている』と言う困窮者を思いやる気持ちのない上から目線です。
こうした背景は、日米英格国で、ほんの一部の人に利益が集中し、国民の大多数が貧困、またはそれに近い環境になっていることが原因でしょう。各国の政策の失敗が国内を世知辛くしているのだと思います。


たとえば昼に牛丼屋で「並み盛り汁ダク」を頼んだ隣同士に腰掛けた見ず知らずのサラリーマンは、はじめて会ってもお互いマナーよく相手を気遣いながら食事をするでしょう。
そこには昼食に300余円しかかけられないもの同士のシンパシーがあるのではないかともいます。
もともとはみんな優しい人で、袖触れ合った人を温かく触れ合おうと思っているはずです。

でもそれをできないほどの厳しい世界になったら…。「特価、牛丼最後の1個です」となれば少ない小遣いの有効利用と駆け出すでしょう。
もし、小遣いが潤沢な人が見れば、なんてまぁ、と思うかもしれませんが、それが庶民の現実です。

他人の事が考えられないのは、潤沢でないものにとってはしょうがない事なのかもしれません。優しい人であっても生き延びるためのスキルなのかもしれません。だとしたらそんな社会にしてしまったところでNGでしょう。
経済だけの競争社会になったところで捨てなければならない事なのかもしれません。

が、それを捨てたら人が人でなくなるような怖さすら感じます。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

take1960

Author:take1960
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター