南相馬―フィールドワークキャラバン(他人のふんどしで相撲を取る、の巻)

早起き&出発が早かったのか11時ころに着く予定の小高駅に9時にはついてしまいました。
小高駅前でさっそく線量測定。

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高さ1.5mで測定すると行政設置の数値とほぼ一致。しかし、ひざの高さまで線量計を落とすとあれよあれよと数値は上がります。まっ、それでも1m㏜/年程度のレベルです。

駅に車を止めてぶらぶらと歩くと、FBで仲間が投稿していた双葉屋旅館さんが…。

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(中世の間口の広さで税金がかかるので、小高の町もうなぎの寝床が多い。それにしても立派な旅館)

見ず知らずの人間が中を見せてください、と言うのもどうかな?とは思いましたが、ちょうどチェックアウトのお客様をお見送りするために玄関に出て来られたので思い切って「欄間のテーブルを見せてもらえますか?」とお声をかけると、ちょっと驚きながらもいいですよ、とスリッパを出してくれます。
食堂に行けばFBの写真で見たテーブルが(^^)/
作ったのは僕が懇意にしている友人が経営陣として采配を振るっている木工所さん。

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何度か書いているかと思いますが、二宮尊徳翁によって小田原と南相馬はつながっています。
藩の改革を幾度も成功させた二宮尊徳翁は報徳思想と言う教えにその考えを集約し他藩にも広がります。その一つに娘婿の富田高慶氏が広げた相馬藩があります。
至誠・勤労・分度・推譲と言う4つの教え。東日本大震災が起きた時、日本中が何か支援をしようと思いながらも、あまりにも巨大な災害故に途方に暮れました。小田原の人たちも同じですが、その時、理にかなった大局をする至誠、それを実行する勤労、自分へのご褒美を少しだけ節約する分度、持っている能力や財力を越えてする支援は長続きしない「出来る事からコツコツと」と言う分度によって余った支援を推譲と呼びます。小田原では、手の入っていなかった(つまり使う当て(緊急性))のなかった久野の山の檜林を木材を切り出し、製材し、相馬に持って行って集会場の内装や机・いすを作ろうと有志が行動を始めました。
その第一号が相馬はらがまの報徳庵でした。
その後相馬から南相馬のNPO浮船の里へ広がり、そこから双葉屋旅館さんへ広がりました。
僕の関わっている社長と上記に記した友人が采配を振るっている木工所さん、そしてその活動を支援する市役所職員や多くの市議、そして市民が相馬・南相馬と太いパイプを築いてくれました。

そんなご縁で双葉屋旅館さんの食堂に行けば、ご主人も女将も「小田原の人にはお世話になっている」とご挨拶を受け、こちらが恐縮しきりです。何もしていない自分が小田原来たというだけでこんなにおもてなしの言葉を言って頂けることを世の中では「他人のふんどしで-」と言います(笑)
僕らにしてみれば、こんな素敵なテーブルを考案し、その仕事を小田原の業者に依頼してくれたことだけで十分にうれしいです。
ひとしきりお話を伺い、この後の行程を聞かれたので双葉食堂さんに行くのだがまだ早いと伝えれば、この先の公共施設の中に地域の婦人部の方が経営している「ひまわりカフェ」があるとのこと。
嬉しい情報を頂き挨拶もそうそうにコーヒーを頂きにまいります。今日も暑くなりそうです。

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小高地区はまだ避難指示解除準備区域なので、ここで働くおかーさんたちは地区外からここにやってきます。避難先での生活や仕事があるので通勤も大変です。
コーヒーを飲みながら雑談で盛り上がり気が付けば10時40分。おかーさんの話では、週末などは時間通りの11時に行くともう満席、とのことなのでそろそろ双葉食堂さんに移動します。

超人気店、僕らの前を足早に歩いて行きます。これは・・・!絶対に双葉食堂に向かう人、と角を曲がり見れば大きな駐車場に多くの車が止まっています。もう余裕はありません、我々も急ぎましょう。

お店の中は4人がけのテーブルが10弱、その奥の和室に8人がけのテーブルが4つ。ほとんどがふさがっていて僕らは座席に案内されました。メニューは、ラーメン、もやしラーメン、うどん、肉うどんの4つ。
もやしラーメンを頼むとピリ辛スープとのこと。汗かきなのでこの暑さの中辛いものはと辛みを弱くしてもらいます。

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素早い提供。おいしそう(^_^)/
辛みを弱くしたせいか、まったく問題なく…それでも汗をかきかき、鼻をすすりながら頂きます。
僕はこの辛さ嫌いじゃないけれど、基本の醤油ベースのラーメンを食べてから応用の辛みに挑戦すればよかったかな。
具のもやしもたっぷりでした。

食べ終わって外に出れば店の前はごった返しています。恐るべし、双葉食堂。

さて、お腹も満足になったことだし、浮船の里に行くことにしましょう。と駅に向かって歩けば、えんがわ商店の看板。
レジのおかーさんに、牛乳やらマヨネーズやらを進められてご購入。

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