マジカルバナナ

仕事柄、二十四節気とか七十二候というのはチェックします。
その七十二候で言うと小正月(本来は、正月以降の満月のころのようですね。)は雉始雊(きじはじめてなく)時だそうです。
これは日本の略本暦も、元となった中国の宣明暦も同じです。
国鳥でもある雉は昔から親しまれた里山に生息する鳥で
春の野にあさる雉(きぎし)の妻恋ひに(大伴家持) 、メスを呼び甲高く鳴く声で居場所を知られてしまう事を歌っていますが、「キジも鳴かねば撃たれまい」の格言通りな訳です。

そんなキジを一躍有名にしたのはauのCMでダブルスタンバイ



風水で裏鬼門の申・酉・戌を邪気を払う果物の桃から生まれた桃太郎が引き連れて行くという話ですが、auのCMじゃないですが、申と戌は他の物語にも出ますし、そもそも「種類」なのに対して、一般的な酉ではなくあえて個種の「キジ」とした理由は何なのでしょうか?
だからほかの物語にもでることはなく桃太郎だけなんでしょうか?
神武天皇は同じ鳥でもトンビをつれているし、天皇一族の東遷に際してはサッカーで有名になった八咫烏で、キジよりはなんだか強そうな気さえします。

サルは智、キジは勇、イヌは仁を現わす、と言う説があります。そして焼け野の雉と言う言葉もありますから、「カゾクヒトリヒトリ」を愛しているからキジなのかもしれません。(それが選ばれた理由と関係あるかも不明です(笑))
本当のところは何なんでしょうね(笑)

民家が増えた久野の集落にはキジはあまり出て来ることはなくなりましたが、和留沢地区に行くと時折見ることがあります。
七十二候から桃太郎に話がマジカルバナナしちゃいましたが、そんな春らしいつぼみの写真をもってお話を〆たいと思います。
諏訪の原ではハクレンのつぼみが大きくなりました。1つの春の訪れを感じさせてくれる季節の風物詩です。

20160119-01

20160119-02


PS
自己完結して申し訳ないのですが、申酉戌にしなかった理由は、サルとイヌは差が無かったからではないかと推測します。
サルはもとより当時(民話が出来成熟した時期)の日本には日本犬(秋田犬とか甲斐犬とか)しかいなかったからサルとイヌで済んだのだと思います。当時からブルドックやチワワ、コーギーなどが日本にいれば、個別に名前を付けたかもしれません。
それに比べてとりは種類が多すぎたし、種類によって形状も大きく異なったからなんでしょうね。
昔話は、おじいさんやおばあさんが口頭で話してくれるのを聞く物語。そこには大きな想像が膨らむのでしょうけれど、各自の想像がそれぞれ大きくかけ離れるとそれはそれでややこしくなる。それ故にいろんな大きさや種類の鳥ではなく、キジに一本化したのではないかと僕は思います。

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