キリスト・イエスに結ばれて

12月27日、小田原教会に与えられたみ言葉は、ガラテヤの信徒への手紙 3章26-4章7節。表記のタイトルの説教を長井美歌牧師より受けました。
今回も礼拝で説教を聞いた内容を一信徒が思ったことを含めて綴ってみます。(説教の要約ではありません)


あなたがたは皆、信仰により、キリスト・イエスに結ばれて神の子なのです。洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ているからです。そこではもはや、ユダヤ人もギリシア人もなく、奴隷も自由な身分の者もなく、男も女もありません。あなたがたは皆、キリスト・イエスにおいて一つだからです。あなたがたは、もしキリストのものだとするなら、とりもなおさず、アブラハムの子孫であり、約束による相続人です。

つまり、こういうことです。相続人は、未成年である間は、全財産の所有者であっても僕と何ら変わるところがなく、父親が定めた期日までは後見人や管理人の監督の下にいます。同様にわたしたちも、未成年であったときは、世を支配する諸霊に奴隷として仕えていました。
しかし、時が満ちると、神は、その御子を女から、しかも律法の下に生まれた者としてお遣わしになりました。それは、律法の支配下にある者を贖い出して、わたしたちを神の子となさるためでした。あなたがたが子であることは、神が、「アッバ、父よ」と叫ぶ御子の霊を、わたしたちの心に送ってくださった事実から分かります。ですから、あなたはもはや奴隷ではなく、子です。子であれば、神によって立てられた相続人でもあるのです。



パウロは2回目の伝道旅行の際に偶然のような出会いでガラテヤの地を通ります。それは使徒言行録16勝7節にある通りで、どんなことがあったかは不明ですがとにかく道が妨げられ、その結果ガラテヤに行ったようです。
そこでの伝道はパウロの心に響き、再度3度目の伝道旅行の中でガラテヤを再訪します。が、その再訪の際に見た様子がパウロをがっかりさせ、その後書かれたのがこの手紙だと長井牧師はお話し下さいました。

何にがっかりしたのか? と言えば、「違う福音」に従っている。つまりは、地域に根付いている民衆の通例や信仰に揺らいでいる姿だというのです。具体的なことを話せば、割礼と言う儀式にこだわっている姿だったようです。
「キリストを着る」という言葉はパウロが好きな表現で何度も言われていますが、まさに他人がパッと見で解るのは「外套」であって、キリストを信じている者を体全体であわらしてほしい、というのがパウロの願いでしょう。
キリストも信じているけれど、土着宗教も魅力的だよね、と2つの神に仕えることはできない、とパウロは口を酸っぱくして言っているのだと思います。

今日の説教は、日本人が一番習得しにくい部分なのかもしれません。僕の周囲にも、「キリスト教って素敵よね」という人は少なからずいます。が、その方たちの多くは、キリスト教が素敵ではなく、聖書の内容を倫理的にとらえた部分であったり、哲学の一つとしてとらえた部分のみでそう言われている方が多いと思うのです。ですから、唯一神であるキリスト教の神を信じますか? と問われると、キリスト教もいいけれど、仏教も捨てられない、神道や儒教の考えも嫌いじゃないから、と唯一神にはなれないのです。
思うに、日本人の宗教観は積み上げなのかもしれません。つまりご利益宗教であり、あっちもこっちも手を合わせた方が幸せになれる、という前提があるから、唯一神になれきれないのかもしれません。

しかし、真理(本当の正解)は一つ、であり、複数の神の存在があってその神の言われていることが違えばどちらかにしか従えない訳で、究極で言えば誰もの信じている神はただお一人になる訳です。誰もが物事の選択はそうして1つだけをチョイスしているはずです。
僕らはその選択をキリスト教の神の教え、すなわち聖書の中から読み取っています。イエスがあなたの神を愛せ、自分のように隣人を愛せ、これこそが神の教え、といった言葉を大事に生きています。
その言葉を着ろ、とパウロは言うのです。何も私はクリスチャンです、と声をあげながら生きろ、ではなく、隣人を自分のように愛しながら生きなさい、と言っているのです。ガラテヤの人たちのように儀式的に、今風で言えば「教会に行っているからクリスチャン」という事ではないのだと言っているのだと思います。

ある年齢層になると僕らは、親が自分のためにしてきてくれたことがいかに大きな無償の愛かを自分の体験のオーバーラップの中で理解する時が来ます。若気の至りで「おやじなんてダセーぜ」なんて粋がっていたのが、「尊敬するのは父親です」という時が来ます。そうした父親の背中で教えてくれた姿勢こそがキリストを着ることなんでしょう。

今日の説教は、神の前の平等の話でしたが、キリストを着る、という聞きなれている言葉がこの日は強く飛び込んできましたので、ちょっと要点から外れましたがインプレッションとしたいと思います。

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