すべての人を照らす光

10月25日、小田原教会に与えられたみ言葉は、ヨハネによる福音書 1章 1-14節。表記のタイトルの説教を長井美歌牧師より受けました。
今回も礼拝で説教を聞いた内容を一信徒が思ったことを含めて綴ってみます。(説教の要約ではありません)


初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。この言は、初めに神と共にあった。万物は言によって成った。成ったもので、言によらずに成ったものは何一つなかった。言の内に命があった。命は人間を照らす光であった。
光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった。
神から遣わされた一人の人がいた。その名はヨハネである。
彼は証しをするために来た。光について証しをするため、また、すべての人が彼によって信じるようになるためである。彼は光ではなく、光について証しをするために来た。その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。
言は世にあった。世は言によって成ったが、世は言を認めなかった。言は、自分の民のところへ来たが、民は受け入れなかった。しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。この人々は、血によってではなく、肉の欲によってではなく、人の欲によってでもなく、神によって生まれたのである。言は肉となって、わたしたちの間に宿られた。わたしたちはその栄光を見た。それは父の独り子としての栄光であって、恵みと真理とに満ちていた。



自分の半生を文に記す時、看板が落ちてきて頭蓋骨を骨折し半月入院した話と1万円落とした話のどちらかを書くならどちらを選ぶかと言えば、きっと多くの方は前者を選ぶでしょう。
でも・・・。
シンガーソングライターの井上陽水さんは、作品「傘がない」の中で、

都会では自殺する若者が増えている
今朝来た新聞の片隅に書いていた
だけども問題は今日の雨 傘がない


と書いています。社会的に大きな問題の若者の自死。でも、今の自分は雨降りの中彼女に会いに行く術がない方が大きな問題である。という内容です。客観的に見れば重大な事件よりも自分の関わっている些細な問題の方が大事なのは、人間の弱さ・悲しさ・性(さが)と言われる側面なのでしょう。
上の例題も2つとも自分の上におきたことならば大小の関係でしょうけれど、片方が他人の上ならば逆転してしまうでしょう。現に、中近東でのテロや戦争によってすべてを失って命からがらに逃げているニュースよりも芸能人の結婚や病気のニュースの方が優先されて流されますし、僕も今1万円を落としたら彼らの現状より自分の懐を優先して考えてしまいます。

長井牧師は、礼拝の子どもたちへの祝福の中で、地球が作られたときから今までの歴史を話されました。すべてを1年に換算すると、4月頃に植物系の生物が繁殖し、10月頃にクラゲなどが発生し、11月に脊椎動物が生まれ、12月20日頃恐竜が闊歩し、12月26日に小惑星が衝突し地球の破滅(もしかしたら地球の歴史の終わりになるかもしれなかった時)を過ごし、それでも運よく生き延びた生命体は繁殖を再開し、そして12月31日23時40分頃ホモサピエンスは誕生します。23時59分30秒ピラミッドが作られ、59秒にアメリカが独立をし、今に至ります。僕らは59秒55と言ったあたりで生まれ1秒の半分の時間ほどの時間の中でうごめいています。
そんな地球の生命を生み出されたのも神であり、僕らはそんな神に生み出された生命体に過ぎません。
12月26日に起こった小惑星の衝突に比べれば、僕らの悩みなんてとても小さなものでしょう。
でも、井上陽水さんは歌います。だけども問題は今日の雨、傘がない、と。

聖書は光と言葉があった、と語り、そしてその後光を理解しない暗闇があったと語ります。
イエスが神の子、救い主である、と解りながらも、ナンセンスと言わんがばかりに、聖書の教えを無視する。民はイエスを受け入れないのです。
しかし、その中に居ながら神は僕らを招き入れてくれた。それは「信じる」ということ。「信じる」のは僕らが、ではなく、神が僕らを招き入れてくれたこと。

神を信じることとはなんなのだろう?
この井上陽水さんの傘がないを聞いて、ああいい歌だ、というだけで終わる人もいるし、この歌の意味を考える人もいる。
もちろん違う歌にも同様でその歌にシンクロできる歌とできない歌がある。それは果たして自分の意志なのか?興味なのか? 時には理由の解らない場合もある。それこそ神の招きではないか?
この歌から神の壮大な歴史の一コマである自分の人生。それは小惑星の衝突という非常に大きな歴史とは比較できないほどちっぽけな、それでも自分の人生の中では非常に大きな出来事ゆえに、神共にいます、訳です。
神共にいます、ゆえに、僕らは神に委ねて信頼していればいいのです。トンネルの中の暗闇に居てもいつかは外に出れる、光のもとに行けることを確信して生きていたいです。
神は傘がない憂いをも共有してくださいます。

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