明日のパトビラ(№887 - 人はパンだけで生きるものではない -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。 B5の用紙なので字数に制限があり言葉足らずですが・・・・。


表記の言葉は有名なので聖書を読んだことがない人もご存知かもしれません。
カナダでとある経緯よりある野宿者に募金が5000ドル(約62万円)集まったが、自分がほしいのはお金ではなく仕事だからと、そのお金をチャリティー団体に全額寄付したニュースが流れました。
人はパンだけで生きるものではない、に続くのは、神の口から出る一つ一つの言葉で生きる、という言葉です。
きっとこの野宿者は過去にお金があった時、何でもできると思っていたけれど、実際はそんなことはなく、お金だけのむなしさを知ってしまったのでしょう。心が満足できる毎日、充実感を味わえる毎日がほしくて、お金はいらないと言ったのだと思います。
星の王子様という本の中に『大切なものは見えない』と書かれていますが、そういうことなのだと思います。
この人に毎日生きる喜び、充実できる心地よい疲労が味わえる仕事が早く見つかるようにと祈るばかりです。


ニュースソース
自分に寄付された5,000ドル(約61万6000円)を受け取らず、そっくりチャリティー団体に寄付してしまったカナダのホームレス男性が、海外ニュースメディアの話題になっている。

その男性が5,000ドルの寄付を受けたのには、それなりの理由がある。彼は以前に、拾った2,000ドルをそのまま警察に届け出たことで、ネットなどで話題になっていた。
カナダ・ビクトリア市に住むマイク・ケリーという人が、この話に感銘を受け、正直なホームレス男性のためにネット上で募金活動を始めた。そして集まったお金が、約5,000ドル。

お金は集まったが、それを渡す相手はホームレスなので居所が分からない。そこに、頼もしい協力者が現れた。カナダの警察官、アレックス・ベルベという人だ。
ベルベさんはプライベートの時間まで使って、そのホームレス男性を探し出した。しかし、ベルベさんが彼に事情を説明すると、彼は意外なことを言いはじめたという。その時のことをベルベさんは次のように語る。
「私がやっと(ホームレス男性を)探し当てたのは月曜日(6月22日)でした。募金活動について彼に伝え、数千ドルがあなたを待っているよ、と言いました。その時の彼の答えには驚きましたよ」
「そのお金をチャリティー団体に寄付するにはどうすればいいか? と彼は私に尋ねたのです」

ベルベさんは彼に「一晩よく考えるように」と言い、翌日彼のところに行ったが、全額寄付するという意志は変わらなかったという。
その時、ホームレス男性は「お金よりも仕事が欲しい」と言ったそうだ。
募金活動を始めたケリーさんはこのことを知り、今は彼の就職先を探しているとのこと。


僕らがこのニュースを読んで驚いてしまうこと自体が、既に自分自身が世の中を「お金」という物差しで見てしまっていることを如実に表していることなのだろうし、実は僕自身は多くの野宿者のように1日・2日何も食べるものがないなんて言う事態に陥らないからお金を目の色を変えてまでほしがることはないのかもしれない。つまり第三者としてこのニュースを読み、偉そうなパトビラを書いてしまっているが、本当に困窮している人にとってこうゆう武勇伝(?)は害になるものなのかもしれません。
でも、やっぱりお金だけに固執したらむなしいと思うのです。
見えない「大切なもの」の中には、自己満足という充実感もあれば、友人と楽しく暮らす時間もあるでしょう。そうしたことをするのに「お金がないから」大したことが出来ない、という気持ちにだけはならないでほしいものです。

同時にこの聖書の箇所は、決して「パンは不要だ」とは書いていなく、パンだけじゃなくほかの大切なものもと書かれている訳です。このことは注視しなければならないでしょうね。

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