招きに応える

6月7日、小田原教会に与えられたみ言葉は、ルカによる福音書 14章 15-24節。表記のタイトルの説教を中田正道牧師より受けました。
今回も礼拝で説教を聞いた内容を一信徒が思ったことを含めて綴ってみます。(説教の要約ではありません)


食事を共にしていた客の一人は、これを聞いてイエスに、「神の国で食事をする人は、なんと幸いなことでしょう」と言った。
そこで、イエスは言われた。「ある人が盛大な宴会を催そうとして、大勢の人を招き、宴会の時刻になったので、僕を送り、招いておいた人々に、『もう用意ができましたから、おいでください』と言わせた。
すると皆、次々に断った。最初の人は、『畑を買ったので、見に行かねばなりません。どうか、失礼させてください』と言った。ほかの人は、『牛を二頭ずつ五組買ったので、それを調べに行くところです。どうか、失礼させてください』と言った。また別の人は、『妻を迎えたばかりなので、行くことができません』と言った。
僕は帰って、このことを主人に報告した。すると、家の主人は怒って、僕に言った。『急いで町の広場や路地へ出て行き、貧しい人、体の不自由な人、目の見えない人、足の不自由な人をここに連れて来なさい。』やがて、僕が、『御主人様、仰せのとおりにいたしましたが、まだ席があります』と言うと、主人は言った。『通りや小道に出て行き、無理にでも人々を連れて来て、この家をいっぱいにしてくれ。言っておくが、あの招かれた人たちの中で、わたしの食事を味わう者は一人もいない。』」


『お迎えは いつでもいいけど 今日は駄目』そんな川柳で話し始められた今日の説教。
いつかはあの世に行くとしても、それはまだ先と、危機感のない自分がいました。連れ合いががんになり、我が家もこの世とおさらばする日を漠然とした「明日以降」ではない、いつでも悔いのない生き方を考えるようになり、信仰的にも神様の御許に行くときのことを心の片隅におきやすくなりました。

今日の聖書の直前14章1節を見ると、『安息日のことだった。イエスは食事のためにファリサイ派のある議員の家にお入りになったが、人々はイエスの様子をうかがっていた。』とあります。つまりはイエスがこの喩えを語ったのはファリサイ派の人に向かって語ったと思われます。彼らは、自分たちは特権階級に属するものであり、神に近いものだと信じています。同時に神から遠いものとして、穢れている者や異邦人がいると思っていました。
俺は天国に行く資格がある、というユダヤ教の根拠に対してイエスは反発します。
イエスは大宴会という言い方の神の御許は「楽しい場所」だと書いています。
そんな楽しい場所に行きたいと思うのは、人種や今の社会的な地位や仕事や経済力を問わず誰もがです。
でも、業というのか欲というのか、天国に確実に行けると思っているファリサイ派の人々は、その楽しい場所を確保したので他にも楽しいことを求めたのではないでしょうか?次の機会はある、俺が誘われないことはない(神の国に行けないことはない)から、今日はこっちの楽しみを優先しよう。
畑は仕事を言い表すと牧師は語ります。牛は財産、そして妻は家族を言い表します。天国を確保したので、この世での仕事の成功や財産を増やすことを求めます。家族を大事にすることはある意味大切なことだと思いますが、僕の友人でもキリスト教の教えは納得するし好きな考え方だけれど俺は先祖代々の墓を守らなきゃいけないからクリスチャンにはなれない、という発言を聞いたことがあります。
自分がキリスト教を信じられないからクリスチャンにはならないというのは納得できますが、家族の犠牲のように信仰を捨てなければならないというのは残念です。

神は何とかこの大宴会を皆で言わってほしいと精一杯のことをします。それが神の愛です。
だから律法を守れないような俺なんか大宴会に呼んではもらえないなんて言うことはありません。
『イエスはこれを聞いて言われた。「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」』マルコによる福音書2章17節
とイエスが言ったように、人の目には欠けが見えても神の目にはそんなことがないのです。
教会に行く喜びを持っている人ならだれでもOKであると語っているのです。
行こうという気になること。ファリサイ派のように思い上がったうえで高を括って他のことに夢中にならないことを語っている、というのが今日のお話だったように思います。

しかし同時に思ったのは、教会が楽しい場所なのか?ということ。
来た人が誰もが楽しい場所、心が穏やかになる場所であれば『行きたい』と思うでしょうけれど、そうでないとすれば僕ら教会員はもっと教会が楽しい場所にする努力をしなければなりません。

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