今日のパトビラ(№880 - 管理者責任 -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。 B5の用紙なので字数に制限があり言葉足らずですが・・・・。


5月17日未明の川崎市日新町の簡易宿泊所の火災は多くの犠牲者を出す大惨事になってしまいました。行政に提出した構造と大きく食い違って、本来ならば消防法での防災対策が強化されなければならない建物であるにも拘らず2階申請だったために、大惨事になったいう一面がありますが、同時に改築をしたら部屋代に大きく跳ね返り、この建物を利用する人たちにとって居場所を失わさせる要因でもあるのでできないという同業者の発言もあります。
総合的な街づくりをするのが地方行政で、縦割りではなく管理するのならば、建物は消防法の適合をさせなければならないし、その結果利用料が跳ね上がったならば福祉で対応しなければならないでしょう。担当官の綿密な連携が必要であることをこの事件を糧にして改善して頂きたいものです。最近は簡易宿泊所にとって代わって無料低額宿泊所が増えました。あわせて状況をチェックして事故防止をしてほしいものです。


タイトルの管理者責任というのは2つだと思っています。
一つは、持ち主(経営者)の事であり、もう一つは許可申請が必要な部分は行政が責任を持つべきでしょう。

話は違いますが、従軍慰安婦の問題で当時の日本政府の責任を追及されると「あれは民間だから」と言いますが、僕はそれは責任逃れだと思っています。
許可のいらない民間ならば政府の責任は逃れられるかと思いますが、運営をする中で全く何一つ行政の許可を取らなくていい生業はありません。そしてそこから逃れて運営したとすればそれは違法行為なので、警察棟の見逃しとなってしまいます。
許可を出す、という事はそれだけ大きな責任があるわけです。
小田原市久野に建設された民間の産廃焼却施設も、神奈川県が「無責任」にハンコを押して許可したから裁判となり、結果神奈川県の敗訴(1審)となった訳です。
今回も立ち入り検査をして違法行為を見逃さず、それでも建て替えや装置の追加等が使用料に跳ね返り使用できなくなる恐れがあるのなら、他の部課と調整を取り助成する等の手立てを講じなければならなかったのではないでしょうか?

いわゆるドヤはいまや日雇いの方々の施設というよりも低所得高齢者の施設でもあります。そして川崎や横浜寿のようなドヤ街以外は、無料低額宿泊所が名前を変えてその役割を果たしています。
こうした施設も内情はそうは変わらないのでしょう。
利用者の存在というバックグランドを無視することなく、しかし法は法でしっかりと管理し対応してほしいものです。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

take1960

Author:take1960
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター