黄色い集団海を渡る(Ω)

「尽力」という言葉は文字通り、力を尽くして、という事です。
聖書に当てはめれば、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」であり、その言葉に続く「隣人を自分のように愛しなさい」は僕の一番好きな御言葉ですが、まさにそれを熟語にした言葉でしょう。
一期一会、精いっぱいのおもてなし、だと思います。
今回山本牧師は突然のお願いにまさに尽力で当たってくれました。それはこのたび僕ら「がんでもいいじゃん♪」チームの一番大切なアメリカのRFLに参加したい、という希望を叶えるためへの尽力でした。

讃美歌21 515番の「きみのたまものと」ではありませんが・・・
それに対して僕はどうこたえるのか? それは山本牧師の一番大切になされている日語のコミュニティの皆さんとのお交わりであり、師のBlogのタイトルの「らいすぼーるが行く」の如くのホームレスという弱者との共生 に少しでも関わることだと思いました。
だから牧師から桑湾日語コミュニティの総会で後藤牧師がホームレス支援の講演があり、そのお交わりがあるから行くか?と問われた時、残りの仲間には迷惑はかけるかもしれないが参加を表明しました。
・・・それにサンフランシスコの日系の兄弟姉妹とはもしかしたらお会いする機会がこの先ないかも知れませんし…。

20150426-21

山本牧師の車に乗せてもらい、ゴールデンゲートブリッジの近くのPine United Methodist Churchに行くと、サンフランシスコの日語6教会のメンバーが集まって歓談していました。
共に賛美した後、総会の中ではこの1年に天に召された兄弟姉妹の名前が読み上げられます。

少し前に牧師に、アメリカ在住の日本人と日系日本人の違いをお聞きしました。3世、4世と過ごしていく中、民族の血もハーフ、クォーターと薄れて行くわけすし、英語での会話を続けて行く中で、「日系」とわざわざ認(したた)めるのは何なのか? 問えば、やはりそれはアイデンティティだろうという回答。日系として生きて行く、と定めた自分の人生故に日本人であり続けたいという思いは、最終的に日本語で「祈り」続けたいというところに落ち着くのかもしれません。

そうした日本語で祈り続けた仲間を天国に送った、というのはコミュニティとしても主の元への凱旋でありながらも、仲間として寂しさを覚えるものとして、こうしてお名前を読み上げて偲ぶものなのかもしれません。

そして後藤牧師の講演が始まりました。
師は12歳の時にご尊父の仕事の都合でアメリカに渡りました。先生の言葉を借りれば中途半端な年齢という事で英語も上手ではない、日本の文化も十分わかりきっていない中、自分のアイデンティティ探しで教会につながり、その町で見たストリートチルドレンからホームレス支援が始まったそうです。
そしてサンノゼのジャングルの野宿者排除の強制代執行、現在サンノゼにいる5000とも8000とも言われるホームレスの支援、その活動を共にしているメキシコの仲間の故郷での活動の開始がなされました。

過日横浜寿町での講演会でバンクーバーでの実態をお聞きしましたが、アメリカのこの問題は政策的に生活保護という観点が日本と違い一時的にしかない事や物価の高騰があると思います。

今回こちらに来て思ったのは例えば僕らが泊まったホテルもツインルームで3余万円でした。日本なら一人17000円というところでしょうか? 日本ならこの金額のホテルの従業員はフルタイムで働けば生活は何とかできるのではないでしょうか? しかしアメリカでは自給が500円以下の所も珍しくない(yahoo!知恵袋の回答などによる)のでチップがなければやっていけないのです。同じ料金でも従業員の待遇が違うとすれば、やはり日本の企業の方が企業努力はされているのかと思います。
しかもSan Joseもアパートは平均30万円をはるかに超えるそうです。
こうしたわけで働いても家に住めない人があふれていて、モーターホーム(キャンピングカー)などで生活をしたり、それすらも売り払って路上で生活を余儀なくしている人はとてつもなく多いのでしょう。

日本の事例を話すように言われ、サンノゼとは異なる事例として冬の野宿者の生活実態を少し話させてもらいました。1年中温度変化が少ないサンノゼと違い、寒い冬がある日本の実態は少しは関心を持って聞いていただけたかと思います。

今日の総会は、もう一つの側面があります。
さきほど日系のアイデンティティについて記しましたが、どの教会も日本語で礼拝を守るメンバーはどんどん減っているのが現実です。ですから、思う存分日本語をしゃべれる場は極端に減っています。
こうした経教会のお交わり、そして僕らのように日本語がしゃべれるゲストの存在をとてもありがたがってくれます。
多くの方とおしゃべりをすることが出来ましたし、ただしゃべるだけでいっぱいの感謝をして頂けました。
帰り際にパイン教会の近藤牧師よりもこうしたコミニティの存在をお覚え下さい、と言われました。
日本でもローカルの地の教会が統廃合の憂き目にあっています。教会だけではなく、自治会のようなローカルコミニュティも崩壊しつつあります。しかし、人は一人では生きていけず、だから例えばがんのソウルメイトで結成しているチームでこうした活動をしたりしているわけです。
LOGOS(言葉)は大切な生きる糧だと思います。サンフランシスコだけではなくすべての地で、自分の言語で会話できるように、と祈って止みませんし、何か協力できればと思います。

一連の行事が終わり、SFOで残りの仲間と会う時間までは少し時間があると、山本牧師やパイン教会の近藤牧師らがしないドライブに誘ってくれました。
見たかったケーブルカーも見れたし、なによりも車3台、多くの方が観光にお付き合いしてくださる気持ちがありがたかったです。

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どの1日をとっても大きな恵みがありました。驚きと感動とそして笑いに満ち溢れました。
今思えば今回の旅は山本牧師の説教の通りの旅だったと思います。Take(竹)という個人が今ここにいるには、地下茎で多くの人とつながっていればこそです。関わった多くの仲間に感謝します。ありがとうの言葉を胸に日本に向けて帰ります。
がんでもいいじゃん♪のメンバーにおいてはまたどこかのRFLでおあいしましょう。
そしてRFL_Cambrianに参加された皆さん、そしてウェスレーメソジスト教会の皆さんにおかれましては、ぜひ日本にお越しください。歓迎いたします。
桑湾日語6教会の皆様、お体にお気をつけていいお交わりがいつまでも続きますように。またお会いできる日がありますように。
本当にありがとう。神様のみ恵みが豊かにありますように。

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ありがとうございました

TakeさんアメリカでのRFLお疲れさまです
うちの舎弟がお世話になり、ありがとうございましたm(_ _)m
不良ピヨコは大丈夫でしかたか?(笑)
久しぶりに何処かのRFLでお会い出来るの楽しみにしています
TEAM MOMO共々今後も宜しくお願いしますm(_ _)m

No title

鳴海さん

ただいま帰りました(^_^)/ &メッセージありがとうございます。
楽しかった、というより、いろいろと思うことたくさんの旅でした

今回はがんでもいいじゃん♪のメンバーが多かったので、がんでもいいじゃん♪の名前で行かせてもらいましたが、チームMOMOとは最初からご一緒させてもらっているお仲間チーム。合同チームのつもりで行ってきました(^_^)/
サウスポーさんの関西突っ込みはチームを明るくしてくださいましたよ(^_^)/
またご一緒に歩きましょう。
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