今日も嫌がらせ弁当

TVや映画のキャラクターをモチーフにした弁当をキャラ弁というのは、もう日本の中で周知されているかと思います。
まぁ、子どもが喜ぶからって昼に食べちゃうものに何でそんなに手間暇をかけるの?と少し反発していた僕ですが、この本を見てその作業もありかな?と少し心変わりをいたしております。

20150228-01

嫌がらせ弁当? 何? と思う方に少し説明をすると、この弁当を作っているのは高校生の女の子のママさん。この高校生は少しクールで、キャラ弁?、そんなの恥ずかしくてみっともない、というような女の子。
そしてご多分に漏れずに親への反抗期中。
「親なんだしィ~」「弁当くらいつくるの当たり前だしィ~」
若気の至り、僕も高校生くらいの時は親の苦労とか考えもせずに自分勝手に、自分中心に物事を考えていたきらいはあります。権利ばかり主張して義務はたしてなかったです。
そんな母親がカチンと来て娘のために作ったキャラ弁が、キャラ弁嫌いの娘への嫌がらせ弁当という訳です。

本の内容は見開き完結。その日の弁当の写真と、その弁当にした理由の文章が1ページずつ。
こんなことが昨日あって頭に来たから今日のキャラ弁はこれ! って感じです。
一例をとると弁当箱出さなくって朝になってがびがびに乾いたものを洗ってそこに今日のお弁当を詰める時の「作品」

20150228-02

ま、こんな感じの弁当が続くのですが、そのキャラ弁が上手のなんのって、芸術の域なんです。そして娘とのバトルも、うんうんとうなずけるものばかり。

・・・本の最期は娘からママへのお礼の言葉で締めくくられていました。
自分もそうですが、反抗期の子どもは決して親が嫌なわけではないのです。伝えられない苛立ち、感情を素直に出すことへの照れが「反抗」という形になるだけで、この娘も反抗期を終えママへの感謝の言葉がたっぷり書かれていました。

反抗期に頭ごなしに怒鳴っても、また冷静に注意しても、子どもはわかっていても従えなかったりします。
この本を読んで、いい感じで娘に注意を促せたな、という感がしました。
文章(キャラ弁)という形が程よく冷静に、しかもタイミングよく(叱るのもタイミングが悪いと、今更なぜ、って思ったりするじゃないですか)注意を促せたから良い関係が保てたのかな、と思います。
そういう意味では、母娘の交換日記だったのでしょう。「アッ、ママはこのことを注意しようとしているんだ」「悪かったかな」そんな気持ちを呼び起こしたのでしょうね。

ほのぼのとした弁当の写真集をまさかこの僕が買うとは思っていませんでしたが、なんかいい教育書を読んだような感じが致しました。

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