海外ホームレス事情 カナダ編(上)

壽わーくの学習会「海外ホームレス事情 カナダ編」と題した山本薫子先生の講演と丸山さんの報告会があったので、久々に横浜寿町に行ってきました。
なんだか寿町自身は昔に比べてひっそりとしていました。

会場のろばの家には20人弱の方が集まり、さっそく山本先生のお話をお聞きしました。

20150207-01

カナダ西部のブリテッシュコロンビア(BC)州の最大都市バンクーバーはカナダ第3位の大都市。(でも州都はビクトリア市です、お間違いなく)
最近では「バンクーバーの朝日」という映画がヒットしたので名前はとても有名な街。そして第二次世界大戦までは大きな日本人街がありました。
敵国民としての移民の日本人は収容所に入れられますが、戦後の政策はアメリカのそれとは違って故郷の日本人が居に戻るよことは許されなかったと聞きます。そしてその地であるダウンタウンイーストサイド地区にホームレスが集まるようになったと聞きます。

今回の話は僕の中ではいくつかの大きなショッキングな話もあり、まとめることは難しいですが、雑多なまとめ方で恐縮ですが書き綴りたいと思います。

まず、BC州をよく知らない僕の驚きは、同州は薬物に関して寛容であること。ホームレスの方の中には薬物使用をしている方も少なからずいるそうですが、ホームレス支援の場所や施設にはHIV(エイズ)感染防止のための注射針を無償で提供するなどの支援策も存在しているという事。

このBlogにも何度か記したかもしれませんが、僕は当初ホームレス支援をしようなどという志はありませんでした。もっと言えば、今よく使われている言葉で語れば『ホームレスは自己責任の果て』と切り捨てるような発想を持っていました。
1994年教会の牧師が倒れたきっかけがなければ、僕はもしかしたら生涯偏見を持ち続けたかもしれません。
インパクトのある出来事は人生を変えます。そんなことを寿地区センター20周年史―いのちの灯消さない―に書かせてもらいましたが、真実を五感で感じると偏見は消えます。

20150207-02
この1Fはパブ。アルコール依存症の方も多い中、日本では飲酒を可能とする環境から離つ「断酒会」という形をとることが多いですが、まったく違う。

僕らは薬物と言えば「脱法ハーブ」による車の事故を思い浮かべます。被害者の事ばかり気になり、そこに至る加害者の事は考える隙間がありませんでした。
しかし、BC州がなにを考えて薬物使用者の薬物を阻止しないのか? は、利用者がそれを防止されたことでの不調の方が影響が大きいことに依ると思います。すなわち依存症という問題を考えないといけない問題です。
残念ながら僕らはこの薬物問題について深い知識を持ち合わせておりません。しかし、小田原に居る野宿者もギャンブル依存症、アルコール依存症などの方々も多くおります。
社会からあざけられるのが嫌でなんとか社会復帰をしよう、としても出来ない…。そうした苦しみをを抱えているのが依存症なのでしょう。
その依存症という病人の病の部分をどのように治療するのか?悪くさせないのか? が、BC州流の薬物使用の許可でしょう。
ここら辺の話は、もう少し知識を得ないと語れないことです。
正直まだこの政策に疑問を持っている自分もいます。自分の未知なジャンルの「偏見」にはやはりその中にどっぷりと漬からないとわかりえない(分かり難い)ことかもしれません。

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