29日のパトビラ(№865) - 十羽一絡げの怖さ -

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今秋は僕はお休みをさせてもらいますが、ビラだけは作るように命じられましたので早めに書き、訪問される方のどなたかに印刷をお願いしたいと思います。今回はこんなことを書いてみました。


イスラム国という誠に暴力的な集団はイスラムを名乗りながら、その宗教を信じていない人も多く、ただ攻撃的な革命に酔いしれている人もいるようです。
そんなイスラム国によって一番の被害を受けているのは、イスラム教を信じている人たちで、彼らはこの組織によって同じグループのように十羽一絡げで見られています。ヨーロッパをはじめ、日本でもイスラムというだけで『怖い』とか『悪い』とか見られてしまうのはあまりにも残念です。
これは何もイスラム国だけではなく、僕らは得てして一括りで語ろうとするきらいがあり、『ホームレス』という枠で語られることも多いです。十人いれば十人の生き様があるのでそんな簡単には語ってほしくないですが、それでも誰か「よからぬ」ことをすれば全員が悪い人のように語られます。それはイスラムという名の元の蛮行とそれに困窮するイスラムを信じる人と同じ構図です。
さて、2月1日の炊き出しはお休みになります。ご注意ください。


知らないことは罪だ、という言葉があります。
知らなければ知らないを通せばいいのでしょうけれど、生半可聞きかじったニュースで判断をしてしまうと間違いを起こす危険性はあります。
そもそも、第二次世界大戦下の報道でもそうであった通り、ペンは剣よりも強しという言葉は既に死語になり、圧力の前では報道規制があったり、ねつ造・隠ぺいだってあることは確かなことだと思います。

大手マスコミならいざ知らず、個人がわざわざ危険な所にノコノコ行ってつかまって迷惑なことだ、という事を言う方もいますが、僕はそうした意味では大手マスコミだけを頼りにしていたら、事実は分からないと思います。
彼らの行動の中に信頼のおける報告があるか? と思うのです。
ですから僕はできるだけ自分の目で見聞したいと思っています。地元の政治に興味ある仲間とともに「ピースイヴェント」と称し、沖縄に行ったり、福島相馬に行ったりするのは、TVなどの報道ではカットされている場面を実際見て、封じられた人の声を聞いて、そして何よりも自分の五感で体験して、いい悪いを判断したいと思っています。
そうした意味において、こうした危険地帯に目的を持っていき不幸にも拉致されてしまうという善意のアクションに僕は全面的に否定はしたくないです。

さて、もう一つ自分の五感で確かめてほしいのは、ごく普通のイスラムを信じている人が、どれだけまじめで普通に生きているかを知ってほしいことです。
何度かこのBlogに書いていますが、僕は昔横判寿町で一人のイスラムの人に会いました。一言もお話ししたこともない人でしたが、僕がクリスチャンだとわかると別れ際に握手を求め「同じ聖書(彼らにしてみればコーランの一部)を読む仲間と言われました。
ソドムとゴモラが滅ぼされる直前にアブラハムは神にとりなしをかけあいます。旅人(弱者)を救おうとする人が10人いたら滅ぼさないでくれと嘆願し了承されましたが、その10人がいなく滅ぼされてしまいました。
僕らは神ではなく間違いを犯す人間です、その人間同士のお交わりの中、もし1人でも友好的なイスラムの人がいれば僕らがそのグループ全体を非難するのはおかしなことでしょう。
そしてそれはイスラムだけではなく、野宿の仲間の上でも同じだともいます。中には生活が乱れているゆえに野宿を余儀なくしている方もいますが、でも社会復帰を一生懸命頑張られている方もたくさんいます。
そうした人たちが一部の人の心ない行動で非難されてしまったらそれはそれで悲しいことです。

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