希望と絶望

小保方さんが理研を辞めた。世論のバッシングにいたたまれなくなったからなのだろう。
でも、もう一度この問題は整理してもいいような気がする。
確かに功を焦った氏のグループが未確定な実験結果を成功のように発表したのは大きな間違いだと思う。
その点は猛省の必要があるけれど、ではスタップ細胞があるのかないのか、は素人の僕らには全くわからない。そして可能性に関してはなくはないのではないかと思う。
実験室内の出来事は、いくら失敗してもいいと思う。あらゆる可能性を信じて、いろいろな方法を試すからこそ、科学は進歩を続けているのだし、人間の未知に対する追求心は捨てなくてもいいものだろう。

しかし、今回の発見できず、の知らせは、小保方氏の今までの実験を全否定した。
つまり世論のこの批判は、「スタップ細胞はないものだ」というあきらめ、そう、希望を裏切られた形の非難のような気がする。報道で「できなかった」というニュースを見て、一時でも信じた自分への苛立たしさを、小保方氏にぶつけてはいないだろうか?
でも、科学はそんなものじゃないと思う。
まだお若い科学者が今後実験を続けることによって見つけられる可能性を残した中での批判。つまりは科学に大きなブレーキをかけてしまったような気がして仕方ない。
科学や医療が進歩した方がいいのか?と問われれば、ほとんどの人がYesというだろう。だとしたら世論はなぜ「ドンマイ、実験を続けろ」と応援してあげられないのだろう。

「絶対ない」と全否定したらそこで終わる。
「もしかしたらあるかもしれない」という希望をもったところで、第三者の僕らの人生が大きく不幸に振れることはない。返って夢を見続けることができる。

何度も書くが、今回の問題点はただ一つ、未完成を完成したように発表したことのみだと思う。
内容は大きく異なるが不祥事を起こした議員は「おらが代表の議員だけターゲットにして」「かわいそうだ」と一致団結してものすごい得票数で当選した。
いやいやこの方は明らかに違法行為を犯した人だ。
犯罪疑惑すら解明できていない。それが知らぬ存ぜぬとシャーシャーと出て来る方がよっぽど悪だよ。

社会にとって彰かな悪は不問に問われ、焦って未熟な論文を出した人は追放。なんだかなぁ~

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

take1960

Author:take1960
FC2ブログへようこそ!

カテゴリ
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
検索フォーム
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター