温故知新(甦った町々を訪ねて) 九頭竜伝説

イクスス号が苦手としているのは、急カーブと斜度のある道、そして後続車。もっとも後続車はイクスス号が苦手としているというよりかは運転者である僕が苦手としているものなのかもしれません。

白鳥インターを降りた僕らは、油坂峠道路の入り口を見落とした(ナビが古くて載っていなかったのか)里山の林業が盛んな町らしい製材所の多い町中を走り、ループ橋に入ります。里山から一気に高度を上げてワインディングロードを東市布へ。国道158号線沿いの川の水量が増えてきたのが九頭竜ダムの上流の始まりなのでしょうか、深淵の緑の水面に映る紅葉・・・・と言いたいのですが、どうも1週間ほど早いらしくまだ緑色が目立つ状況。おまけに天気もはかばかしくなく白灰色の空は朝霧のように低く垂れこめ木々の色のトーンを落としています。
また、来るべく冬に備えて道路やスノーシェルターなどの整備が急ピッチで進んでいるのか、相互通行のための臨時の信号が行く手を遮りスピードが上がりません。

瀬戸大橋の実験橋として作られた箱が瀬橋を見て進みます。

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こちらに引き伸ばした写真を掲示してあります

そして、ダムを過ぎると今度は急降下の道。
越美北線の終着駅、九頭竜の駅前にある道の駅で休憩。

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九頭竜線の愛称で親しまれている越美北線は長良川鉄道とつながって美濃太田まで行く予定でしたが計画がとん挫、現在は九頭竜が終点です。そのため函館本線の小幌が鉄道マニアの聖地のようなのと同様道の駅九頭竜もまた秘境の道の駅と言っても過言ではありません。

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恐竜の親子の人形がウェルカムの愛想を振りまいているのかもしれませんが、ここ福井は恐竜の化石が数多く発見された場所としても有名で、大野市や勝山市と合わせてあちこちに恐竜がお目見えしていました。

九頭竜という名前はヤマタノオロチとあわせて古代人にとってはどうやってもかなうことのない相手の名前。戦って勝てない相手なら貢物をあげておとなしくして頂こうという考えの名前でしょう。
龍=水神信仰、ゆえにわが町の芦ノ湖然り、この地の九頭竜川然り、水が無ければ生きられない我々人間、そしてその水が暴れることで滅ぼされる村の宿命という両面から、この龍にすがりながらおとなしく守り神になってほしいという願いがあったのではないかと思います。
今日も九頭竜駅の周辺の大野市朝日なども家々よりはるか高いところに高さ130m近くの九頭竜ダムがあり、崩壊したらひとたまりもないから、もしかしたら不安を抱えているかもしれません。そう思うと水難よけの信仰は極めて良識の信仰だったのではないかと推測します。

しかし、もう一点僕は推測するのです。
土中から出てきた見たこともない大きな骨ととがった歯の化石。これこそ龍だ、と古代の村人は九頭竜川の主の存在を信じていたのではないかと思います。

朝ごはんの休憩場所として1時間お邪魔して僕らは今日最初の目的地白山神社平泉寺に向かいます。

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