美麗の旅(姫望紀念教會)

チワン記念教会(姫望紀念教會)という教会が、花蓮の名称タロコ渓谷の入り口にあります。

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花蓮といっても南北に広く、南に近い鯉魚譚のそばの玉山神学院から北の方のタロコ渓谷まではおよそ40km、1時間ほどかかります。
朝起きた時は土砂降りだった雨も小ぶりになり、少しは歩きやすい感がしてきました。

せっかくだからとタロコ渓谷の入口にあるビジターセンターを見学しUターン。5分ほど戻りチワン教会へ。
昨年末に牧師さんが退任なされ、現在は無牧ということで、前々牧師と7人いる長老さんのうち今日仕事で来れないお二人を除く5人が歓迎してくれました。皆さんの歓迎ぶりがうれしいです。

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礼拝堂は1階が子どもたちの日曜学校のスペース、2階が礼拝堂という、僕らには新鮮ですが、明治村のヨハネ教会と同じ形式の建物でした。当時の流行りの建て方だったのかもしれません。
前々牧師の 先生が、日本語でチワンさんのことをお話ししてくれました。

いわゆる「男運」のなかったチワンさんは3度の結婚に破れ、死のうと短剣を持ち死に場所を探しているときに李水車宣教師と出合い信仰の道に入ります。
日本語にも堪能だったチワンさんは、北京語も習得し台北の神学校を出た後故郷の花蓮に戻ります。

当時統治をしていた日本は、漢民族には緩かったものの、原住民族には徹底した宗教の弾圧をしたそうです。
チワンさんは花蓮港のそばに住んでいましたが、タロコ族の方々がそこまで徒歩で神様の話を聞きに来ると帰りに憲兵につかまり、「この時間までどこで何をしていたのか?」問われ、教会に行っていたと信仰がばれるとひどい仕打ちを受けたそうです。そのためチワンさんはこの教会の建てられた場所の裏の洞窟の中までやってきて、タロコの方々にメッセージを伝えたそうです。
また、道路には必ず見張りを立て、日本軍や憲兵が来ると洞窟に伝令が飛び、山伝いに帰路に着いたと話されました。

礼拝堂の中でお話を聞いた後、当時礼拝を守っていた洞窟に連れて行ってもらいました。礼拝堂に向かって左に街道に沿って進むと小さな入口が見えました。
昨日の鳳林の滝もそうでしたが、雨量の多い南国の人通りのあまり多くない坂道には必ずと言っていいほど苔がうっすら生えていて滑りやすいです。アミの方、タロコの方は、慣れているのでしょうけれど、僕らにとっては慎重に慎重を重ねた歩き方をしないとこけてしまいます。それは東京にうっすらと1cmほど雪が積もっただけで大騒ぎをするのと似ています。

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洞窟といっても完全にふさがれた室内ではなく、一部青空天井です。そこに半円状に信徒が座り、チワンさんのお話を聞かれたのでしょう。

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チワンさんの生涯については、この方のBlogが詳しいですのでご覧になってみてください。

教会は比較的新しく、デザインも可愛らしくも民族的な要素を持っています。
それは、洞窟を訪ねる観光客も多いからなのかもしれません。
これはトイレのデザイン。

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そして名産の大理石はふんだんに使われています。

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見学の後は、いろいろなフルーツでおもてなしをして頂きました。とくに珍しかったのは、蓮霧と呼ばれる果物。真っ赤でピーマンのような形をしています。おいしかったです。

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ご案内のご奉仕をしてくださった長老さんとご一緒に記念写真を撮り、花蓮火車站に向かいます。

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タロコ渓谷には行けなかったので途中のお土産物屋さんでみんなでパチリ。

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土産物屋さんの中には、霧社事件を映画化したセデックバレ

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前リンクのURLをご覧いただければお分かりの通り、上映はいわゆる自虐主義だとの一部の方々の批判があるようで、日本で見るのは難しそうです。

テーマ : 台湾
ジャンル : 海外情報

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