新しい帯を着けて

2月6日、小田原教会に与えられた聖書の箇所はエレミア書 13章1-11節。
表記のタイトルの説教を島耕一牧師より受けました。
今回も礼拝で説教を聞いた内容を一信徒が思ったことを含めて綴ってみます。


主はわたしにこう言われる。「麻の帯を買い、それを腰に締めよ。水で洗ってはならない。」
わたしは主の言葉に従って、帯を買い、腰に締めた。
主の言葉が再びわたしに臨んだ。「あなたが買って腰に締めたあの帯をはずし、立ってユーフラテスに行き、そこで帯を岩の裂け目に隠しなさい。」
そこで、わたしは主が命じられたように、ユーフラテスに行き、帯を隠した。多くの月日がたった後、主はわたしに言われた。「立って、ユーフラテスに行き、かつて隠しておくように命じたあの帯を取り出しなさい。」
わたしはユーフラテスに行き、隠しておいた帯を探し出した。見よ、帯は腐り、全く役に立たなくなっていた。
主の言葉がわたしに臨んだ。主はこう言われる。「このように、わたしはユダの傲慢とエルサレムの甚だしい傲慢を砕く。この悪い民はわたしの言葉に聞き従うことを拒み、かたくなな心のままにふるまっている。また、彼らは他の神々に従って歩み、それに仕え、それにひれ伏している。彼らは全く役に立たないこの帯のようになった。人が帯を腰にしっかり着けるように、わたしはイスラエルのすべての家とユダのすべての家をわたしの身にしっかりと着け、わたしの民とし、名声、栄誉、威光を示すものにしよう、と思った。しかし、彼らは聞き従わなかった」と主は言われる。


世界史の教科書で記載されているユダヤ王国のバビロン捕囚。それが将来起こると神から掲示されたイザヤ、そして今まさに起きている最中の預言者エレミア、捕囚された後の失意の中の預言をしたエゼキエルは、三大預言者といわれています。
預言者は予言をする占い師などとはまったく別物ですが、クリスチャン以外の方は預言という言葉はあんまりなじみのないことばでしょう。
以前TVで、「占い師はあたるのか?」と言う内容をやっていて、思わず納得していたのがコメンテーターが「真実かはわからないけれど当たる」と回答したことです。そこには、必ずその質問に対して『望まれたほしい答え』をしています。亡くなった先祖との会話では、その亡くなった方は必ずと言っていいくらいに、話を聞きにきたことを感謝してくれ、心残りがあるからこそ尋ねて来てくれた人の気持ちに応えます。恋愛を聞きに来た占いの館では、将来は必ず恋愛は成就するといいます。当たらなくても良い人生(未来)が送れる精神カウンセラー的な要因をたぶんに持っているのが占い(予言)なのでしょう。「なったらいいな」を的確に見つけて励ましてくれるのが占い(予言)なのでしょう。
それに対して預言者はそうではない時がたくさんあります。それは預言とは神の言葉をそのまま民衆に『伝言』するのが役目だからです。

今日のエレミアも、若き頃はその預言によって家族にすら敵に回し、断絶の憂き目に会います。イザヤは、その預言を言う時、神から『その預言により民は頑なになり、神の罰を受けらせるため』に預言を言うわけです。
占いのように聞いた相手が、精神的に楽になるとか、希望を見出すものではありません。仕事(作業)としては甚だ理不尽なものです。

今日の箇所も、民を帯にたとえ、神の声に聞き従がわない民が腐った帯のようになる預言です。嫌がる話をもし占い師が言ったとしたら、たとえその占い師が当たるとしても誰も聞きに行かないでしょう。
霊媒師が亡くなった人の口寄せで『お前とは会いたくなかった。』とか『話したくない。』と語るとしたら、その霊媒師には「お客」はつかなくなるでしょう。もしかしたらその場で怒り出すかもしれません。
ただ神に!! それ以外のことを気にしたら出来ないことです。命を賭けて、自分の損得を気にかけることなく、です。

過日、北海道の知人からメールが届きました。ご尊父様が亡くなったのでその衣服を小田原の野宿者のために送りたい、と言うお申し出でした。
本日教会の仲間の姉妹からTelがありました。体調を崩して衣料を教会まで運ぶことが出来ないので、郵送をしたいが、教会がいいか?Takeの自宅がいいか? と言うものです。
お引取りにあがります、と応えながら、このお二人からのお申し出は、わざわざ手間をかけて、お金をかけて送ろうとい気持ち。ここになんだか預言者と生き様に似たものを感じました。
ことの大小は違えども、今日この聖句が与えられた僕ら。神の言葉を自分の生き様に共有できることは、神の示された「隣人との共生」を予言者ではなく預言者のような感覚で歩むことなのかな? と思いました。

島牧師は最後に、イザヤ書11:1-14やエゼキエル書の37:4-6のように、絶望の中に必ず神の希望があると語られました。預言者の言葉は口に苦くとも希望のある言葉でもあります。

テーマ : 心と幸せ
ジャンル : 心と身体

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