LOGOS-喜びを分かち合い、悲しみをともにするために-

あっちこっちで大騒動 -山陰キャラバン(3)-

昨年のGWの玉川湯治に際して、走行中左リアタイヤが・・・・そう、よくタイヤの溝に石が挟まった状態のように、タイヤの回転に合わせて金属音のような音がしました。心配で道の駅でタイヤを調べましたが、パンクの様子もなく、異物がタイヤの溝に挟まっている様子もありません。
そこで八幡平ACPアスピアで訪ねて、タイヤのローテーションをしてもらったことはこちらに記されているとおりです。

3tもある重たい「住宅」を背負っているので、特にその「住宅」部のリアタイヤは負担が大きく、G社のMLを読んでもリアタイヤのパンク(バースト)の記載は少なくない数の記述を読むことが出来ます。
特に左右差があり、水をのせている左側が多いと言うのはまことしやかに受け継がれている要チェックポイントです。

餘部を出た後、香美の町々を山を上下しながら結ぶ道を走行していると、いつか聞いたようなカチカチと言うあの音。左右をローテーションしたものの、また左が片耗(かたべり)しちゃったんだな、次の玉川までは持たないかな、と思いながら、然程緊張感のないまま走行。

しかし、浦富海岸から国道178号線を下る頃には、その音は激しさを増し国道9号線(鳥取バイパス)に出る頃には、明らかにおかしな振動を感じるようになりました。
そこで見つけたJOMO砂丘東店さんに緊急避難。理由を言い、JAFさんにTel。と、スタンドのおじさんが、リア右タイヤのホイールボルトが折れていることを発見してくれました。
JAFさんにTelし、その旨を伝えると、JAFでは直せず必要な修理工場に運ぶだけだが、もうどこも締まっていると思うのでお役に立てそうもない、とのこと。依頼をキャンセルし、続いて保険屋にTel。

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(1番下の写真は対比のためのリア左。ホイールナットが6本確認できます)

あちこち手配をしてくれるものの、トラック(ダイナ・エース2tトラック)の部品を持っているところはないとの事で、明朝トヨペット店が開く頃にレッカーを手配します、と言うことで、県道319号線に入ってすぐの作業小屋の前の空き地にビバーク。
今日はここでP泊をさせてもらいます。

タイヤ固定ボルト(ホイールボルト)の事故は、
キャンピングカーやトラックなど重量車両では、特に珍しいものではないようで、こちらとかこちらの真ん中(車輪脱落危機一髪(2008年5月31日))の記事にもあります。
そして・・・・
静岡県牧之原市の東名高速道で大型トラックのタイヤが脱落、対向の観光バスを直撃し運転手が死亡した事故で、ホイールを固定するボルトが折れるか外れるなどして、タイヤが脱落した可能性が高いことが11日、県警の調べで分かった。
 国土交通省も職員を派遣しトラックの整備状況の調査を始めたほか、トラックのメーカー「いすゞ自動車」に原因の調査を指示した。
 県警高速隊の調べでは、外れた後輪のシャフトは折れておらず、タイヤとホイールの脱落は、ボルトが折れるか、外れるなどしなければ起こらないという。
2008/04/11 19:18 四国新聞


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もし、高速で外れていたら、新聞の一面は免れなかったでしょう。僕ら夫婦が死傷したか、はたまた他人を巻き込んだか・・・・。
生きていること、無事なこと、全く関係ない人を殺害しないこと・・・・、こうしたことは、本当に偶然なのかもしれません。と言うより、神様の加護(神様のシナリオではまだ僕は隣人に対して何かをしなければいけない、その役目がある)と言うものをヒシヒシと感じました。もちろん、事故をおこしてしまった人が、その役目が事故を起こすことで啓蒙することではないと思います。が、その身が自分でなかったことはただただ神様に感謝したい気持ちで一杯です。

翌朝激しい雨の中(株)小林工作所さんがレッカーで牽引。

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約9km先のトヨペット鳥取さんまで移動してくださり、トヨペット鳥取さんも明日からのお盆休みなので何とか今日中に頑張ります、との力強いお言葉。
10時Innで、数少ないボルトをかき集め、どうにか15時30分Out。ただし、生き残った2本のボルトが「ガタガタ」と動きながらタイヤを支えていたので、アルミホイールの穴は既に変形しているのでスペアータイヤ(タイヤの太さが・強度が違う)に変えました、とのこと。また、生き残った2本はその2本で6本分の支えをしたので、いつ折れてもおかしくはない、と言うことで今回の旅はここで断念することにしました。

しかし、今回の騒動で、JOMO砂丘東店さん、名前不詳の作業小屋前の敷地をお貸しくださった方、雨の中本当にご苦労だったと思います小林工作所さん、トヨペット鳥取さん、電話で対応してくれたJAFさん、セゾン保険の担当者さん、本当にお世話をおかけしました。


2009/08/19  YouTubeから拾いました。
キャンピングカー衝突の室内の様子です。不要に歩かない方が無難です。

日本でのキャンピングカーの楽しみ方と日本風土に調和させた乗り方を考える さまの記事によると、我が家と同じ右リアタイヤのバーストによる事故があった模様です。
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  1. 2009/08/14(金) 18:57:19|
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