8月24日のパトビラ(№992 - 9月1日の防災訓練は気を付けて -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

9月1日にビッグレスキューかながわというオリンピックを前に関東全域の大きな防災訓練が開催されます。人数もさながらホバークラフトも来るらしく規模も最大級だそうです。そうなると気になるのは、空をオスプレイが飛ぶかもしれないという不安。何しろ2009年から9回事故を起こしている世界一危険な乗り物です。そしてストロンチウム90という放射性物質がつかわれている可能性もあるという話も聞いています。
会場の酒匂川は、白鴎中や小田原東高校がある文教地域。多くの学生のいる傍で開催するのなら危険なオスプレイは飛ばさないでほしいと思います。また、「君子危うきに近づかず」の言葉通りみなさんも酒匂橋や大橋通過の際はお気をつけてお通り下さい。近隣で寝ている方はその日の昼間は避難していたほうが無難かもしれません。ホバークラフトにしろオスプレイにしろ尋常じゃない風が吹きます。
さて、私事ながら今週をもって無期休暇を頂きます。
無期と言う言葉は永遠にと言う意味に誤解されそうですが、そうではなく、いつになるか分からないだけで戻る気は満々です。ただ半年後になるのか1年後になるのかは不明ですが・・・。拙いパトビラでしたが、「楽しみにしているんだよ」と言う言葉に励まされて書き続けました。読んでくれたみなさんありがとう。またお会いする日まで。


何度墜落しようが、速度が早いだけで荷物も積めずに被災した家をもっと大きな破損につなげる暴風を起こそうが、オスプレイをどうしても使おうとするのは何故なんでしょう?
また記事にも記しましたが、ストロンチウムが使われていると言うニュースをみるとあながちいい加減にも見えず不安だけが広がります。ストロンチウム90は放射性同位体元素で、カルシウムと似ているのでカルシウムのように体内に取り込まれやすいと言われています。学校のそばに果たしてそんな危険な物質を使っている可能性のある危険なヘリが来るのでしょうか?残念ながら否定できないのが、安倍政権です。

さて、文面後半は私事で紙面を頂戴しました。個人的な話ですが、転居します。引っ越し作業や遠方になる職場との往復等で、しばらくはバタバタしそうです。そんな訳でお休みを頂くことにしました。
将来の計画を立てた後は、残りのメンバーに委ねなければならないので、「無低からアパートに入る」ことを阻むさまざまなファクターの回避と、野宿者への偏見の打開、そしてパト運営の基盤の一つ財政を健全にすることに半年をつぎ込みました。
8日の小田原市との意見交換やさとにきたらええやん実行委員さんの協力に基づく集会の開催などで、不在になる前に一定の効果を残すことができました。まだまだ不完全な所はきっと残りのメンバーさんが知りぬぐいをしてくれるでしょう。
年末年始の炊き出しも新しいメンバーさんがお力を貸してくれることになったので安堵であります。
ただ、昨日の集会などで「小田原交流パトロール」にご関心を頂き、パトに参加してみたいという方もいらっしゃいました。僕の都合がつく時はご一緒するのは吝かではありませんのでお気軽にお問い合わせください。

また、今号を持ちましてBlogにパトビラを載せるのも終了となります。お読みくださいました皆様にも感謝申し上げます。

8月17日のパトビラ(№991 - 神頼み -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

この8日に市民を対象に小田原交流パトロールの報告会を致しました。会の内容やコンセプトをお話ししました。
そこで話しきれなかったことですが、聖書に「わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ…」と言うフレーズがあります。そのフレーズについて釜ヶ崎で活動をしている本田哲郎神父は、日本語の翻訳は少し違っている、正式には「私が飢えていた時に自分で食べていけるようにしてくれ、のどが渇いている時に自分で飲めるようにしてくれた」と書かれていると言う話。
サッカーの背番号12はサポーターのもの。応援の力を知っていればこそ11人でやるサッカーの次の12番をファンのためにあけてあります。野球でも同じでホームグランドでは勝率が上がります。また、受験勉強をして合格した生徒は『家族の応援のおかげ』などと言うインタビューもよく聞く言葉です。僕らは一人で頑張っているようで、決して一人ではなく、縁の下の力持ち、支えの上で生活をしています。
僕らも力には限りがありますが、精いっぱい応援したいです。そしてそう思う多くの市民がこの日の集会で増えました。またそれは神様も一緒。神頼みをしたから、パトのメンバーにお願いしたからもう大丈夫ではなく、ともに変わっていけるよう力をあわせたいです。


トピックスだけを見ると直前と同じことを書いていますが、前回のはBlogをご覧になっていられる方、そしてこのトピックスは野宿を余儀なくする仲間たちへのパトビラの内容をUPしているものですので重複をお許し下さいね。
どんな誰もが神様の目には等しく尊い方。それは平等と言う側面だけではなく、自分の意志と自由で生きる権利を与えられたという意味でもあります。だから逆に言えばだれもが一生懸命生きなければいけないし、一生懸命生きている者同士支え合わなきゃあいけないんですよね。
そして支え合いの中から希望と元気(パワー)が生まれます。

野宿者のことを学ぶ中から

13日表記の集会を開始しました。

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現役中学教師の柏木先生の講演は、授業内容が度肝を抜くようなもので、そしてその授業を受けて、自分で考える能力の開花をする中学生たち。それはスタンディングオベーションをしたいほどの内容。

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それは今回は直接野宿者支援とは違うし、きっと他の誰かが書いてくれるでしょうからここでは割愛します。

この会の中でフリーディスカッションをいたしました。その中でとても大事なことが質問されました。それは
「寄り添っているか?」と言う疑問です。「相手の気持ちに寄り添えているか?」と言う問いかけです。
本来一番大事なことでこの話をしたかったのですが、不慣れなコーディネートでどんどんピンポイントの論議にはまり、肝心な精神(なんのために活動をしているか?)を事前に話しきれていなかったので、そこに切り込んでくれたことはありがたかったです。

聖書の中に、マタイによる福音書と言う箇所があり、その25章35節に
「わたしが飢えていたときに食べさせ、のどが渇いていたときに飲ませ…」と言うフレーズがあります。
そのフレーズについて釜ヶ崎で活動をしている本田哲郎神父は、日本語の翻訳は少し違っている、正式には「私が飢えていた時に自分で食べていけるようにしてくれ、のどが渇いている時に自分で飲めるようにしてくれた」
大いに違うことがお分かり頂けるでしょうか?僕らはこうでなければいけないと思っています。

でもそれは一時のおにぎりを不要だと言っている訳ではありません。人は十分に食べなければ活動できません。遠い明日に就職活動をするためには今日一日生き抜かなければならない、そのためのおにぎりは「自分で食べていけるようにする」ものです。
でも、永遠に「あげる」「もらう」の関係ではいけないというのです。

その人が自分で食べていけない理由はどこにあるのでしょうか?
実はそれを柏木先生の授業ではきちんと取り上げたのです。
まさに「イエスが隣人を語る」ことに目をやった結果、子どもたちは否定していた野宿者を受け入れ、野宿者問題の本質にぶつかったのでしょう。
本質は路上で寝ている事実ではありません。本質は路上で寝なければならなくなった社会構造です。
一生懸命働いた揚句に、路上で生活をせざるを得なくなり、それを何も知らない自分が蔑視していたことに気付いた時に、社会の理不尽さに立ち向かいたいという勇気をもった。その気づきが授業内容だったのでしょう。
そして微力な自分であるのならどうするか?そこにディベート力が必要で、そこには他人と生きていくための語学の大切さ、それが国語(日本語)学なのでしょう。

もう一つ大切な関係は「祝福」です。この話は質問者の回答にも少し触れました。
以前こんなBlogをかきました。
社会の中に居る事で大切なボランティアはなにか?と言えば笑顔を作り出すことでしょう。
それが 子どもたちのように何のスキルもなくてもできることが僕らには残念ながらできなくなっていく。
それをしっかりと認識し、力不足の大人たちが子どもたちの力を借りて、笑顔と言う明日の希望の力にしてもらう活動にしていければいいですね。本当に寄り添えて行けているか?はひび葛藤で、もしかしたら出来ていないかもしれません。でもBestを尽くすことだけはしっかりと全うしたいです。

そして「している」だけではないことも教わります。パトのメンバーに家族を送る出してくれた方、「息子にとって野宿のオッチャン達は『道親』だ」と言う発言こそが、隣人の本質だったと思います。

多くの仲間たちと一緒に一つの集会を作り終え、そして幾何の方が野宿者支援に関心を持ってくれたことは感謝です。
また、カンパ箱には15.761円 もありました。謹んで御礼を申し上げるとともに大切に用いますことを申し述べさせて頂きます。

野宿者のことを学ぶ中から

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「さとにきたらええやん」上映会がこの日曜 30日に行われます。映画のあと北村年子さんを講師にお話をお聞きします。
一つは釜ヶ崎にあるこどものさとに集まる子どもたちが血縁でなく地縁で結ばれた多くの大人たちの愛情で育っていく「道親」と言う考え方の拡大。
そしてもう一つは野宿者がおかれている現状。
そうした中、小田原でも野宿生活を余儀なくされている方のこと、それを支援する側に釜ヶ崎のこどもの里と同じように子どもたちがいるのなら、もっと深く聞きたいというと言う要望が出てきたので、映画会の第2弾を開催する運びとなりました。

会場は80余人ですので、早いもの順です(^_^)/
予約もお受けいたしますのでご興味ご関心のある方はご連絡ください。

8月10日のパトビラ(№990 - 小田原市生活支援課と意見交換してきました -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。
いつもはA4一枚ですが、書ききれなく今日はA4二枚です。

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8日に小田原市福祉健康部生活支援課と意見交換をしてまいりました。
大きなテーマは2つで、その1つはジャンパー問題に端を発した「生活保護行政のあり方検討会」報告書の「改善案」の動向。
1.所内で研修をたくさんしてどうすれば正しく優しく生活困窮の人たちと対応できるかの検討。 
2.1項で学んだことを窓口やケースワーカーの訪問時に実践できるようにする改革。このなかには既に改正した「保護のしおり」やそれを使っての人権に伴った利用審査、保護の申請からの決定まで14日で治める努力の徹底などがあります。 
3.またケースワーカーなどの職員が仕事をしやすくするような環境づくり。人員の増員や市長・副市長とのミーティングなどをする等を掲げています。 
4.保護を利用している人が後ろめたくないように、当然の権利と胸を張って使えるようにすること 
5.市民に開かれた生活保護。4項と類似していますが、市民が保護利用に理解をするように啓発していく。 こうしたことをしていくと報告がありました。

もう一つのテーマは、NPO無料低額宿泊所からアパート等への転居や無低の施設概要について、です。
いわゆる厚生省課長通達7―107で、面接時にいくつもの要件を中心に総合的に判断をすること自身は異論ないですが、「あり方検討会」の中で有識者の方が、一時宿泊所なので長期無低に留めるのはよろしい事ではないと語り、それについては市側も納得したことなので、最低限の金銭管理や火元管理などの安全管理などができる人に関しては、アパートに転居後にケースワーカーさんと一緒にそのほかの詳細改善をしていけるようにしてほしい事。面接官が本人以外無低の運営者や施設管理者などの意見を重視するのは(空き部屋を嫌がる運営者と言う立場なので)アンフェアーになる、等の意見を提言してきました。
多くの部分は市役所担当者も納得していただいたので今後改善されると思っています。
こうした意見交換会は定期的に行っていきたいと思います。


小田原市さんが板挟みで大変なことは重々承知の上で、でも国や県は顔の見える関係じゃなく、僕らが頼るのはやはり市行政なのです。野宿の一人一人の顔を見ながら、困窮の悩みを直で聞きながら、小田原で生活してよかったと言える街づくりにしていってほしいです。そのためには市民グループとして協力を惜しみません。

8月3日のパトビラ(№989 - 土用波には気を付けて -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

中国の思想に五行と言うのがあります。すべてを5つに分けて考える発想。酒を飲んだ時に「五臓六腑に染み渡る」という五臓もそうだし、高松塚古墳で見つかった墓を守る空想の動物「玄武・白虎・朱雀・青龍・麒麟」もそうです。
季節も「春・夏・秋・冬」のほかに季節の変わり目18日間を「土用」と呼びます。春、秋、冬の土用は廃れてしまいましたが、立夏直前の18日の夏の土用は風習や文化として残っています。江戸時代夏の間は誰も食べることのなかった鰻屋のご主人のボヤキを聞いた平賀源内さんが「土用の丑の日に鰻を食べる」という日本で初めてのキャッチフレーズを作り、鰻を食べる習慣ができたのも夏の土用が文化として生き残る原因の一つかもしれません。
さて、この時期の海は、「土用波」と恐れられています。これは、日本の周辺は穏やかでも、南の大海の中では台風が発生していて、その大波が日本の海岸まで来るからです。天気はいいし、風は凪っているし、絶好の海水日和、なはずなのに、注意を喚起する黄色い旗や遊泳禁止の赤い旗がはためくのはそうした遙か南洋の台風が影響しています。見える危険には人間は注意しますが、見えない危険には案外不注意なもの、海岸の方は気を付けて下さい。


ペテン師はペテン師でござい、と言ういでたちでもないししゃべり方でもありません。誠意にあふれている容姿であり言葉でもあります。だからこそ引っかかってしまう人が後を絶たないのでしょう。
海もそうなのかもしれません。台風の荒れた海ではだれも泳ぐことはありませんが、端が黄色や赤でも静かな海だったら大丈夫だろうと気が緩んでしまうものかもしれません。
でも、それが危ないことは繰り返し喚起することは大事なことかもしれません。
台風が続々と発生しています。野宿を余儀なくしている人だけではなく、夏休みです。レジャーの方々も十分気をつけてほしいものです。

7月27日のパトビラ(№988 - 先進国トップクラスの国民全部の貧困 -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。

『ホームレスはどこへ行った?17年は5534人、13年比33%減少』23日J―CASTは報じています。あわせて昨日行われた横浜寿町で活動している日本キリスト教団の地区センター主催の講演会の講師藤田孝典氏は「下流老人」と言う言葉を紹介し、ここ近年特に単身となった高齢者は年金等だけでは生きるのが難しいという数字を示して話されました。日本の貧困率(単身者は125万円以下、2人世帯は170万円以下等)の家庭は16.1%と非常に高く、こうした家庭ですとエアコンの使用をあきらめてしまう日も増え、救急車の出動が増える結果になったりします。特に高齢者の貧困率19.4%というのはOECD加盟国でもワーストクラスの比率です。野宿生活を余儀なくされている方は減ったかもしれませんが、実は日本中が貧困化しているのです。それでもこの国の為政者はやれオリンピックだ、やれ大阪万博だと、目の前の国民の福祉には見て見ぬふりしています。
さて少し先の話ですが、8月8日に小田原市と意見交換の場を設ける運びとなりました。参加なさりたい方、意見を伝えてほしい方いましたら僕らの方によろしくお願いします。


このBlogでもご紹介ました地区センター主催の講演会
近々に著書<下流老人>を購入したならあわせてレポを書きたいと思っていますが、単身者なら月額10万余、2人世帯なら14万円。年金世帯になったら僕ら夫婦もそういう金額、つまりは下流老人の仲間入りです。
人のこと構ってる場合じゃない、と言われるかもしれないけれど、そして過日大阪行った時に友になった方と飲みながら話したことかもしれないけれど、今他人に構うことで自分の知識になるのです。そして知識がつくと「いや、この政治はおかしい」と思えるようになるのです。そしてそうした人が増えれば世の中よくすることも可能です。

釜訪問あらため大阪訪問記(6)

若い時は自然の醍醐味を味わうために田舎で暮らし、高齢になった時は都会の雑踏に暮らした方がいい、とは昔雑談の中で聞いて納得した話。
よく施設に入ったり入院したりすると急に脳の活性化が鈍るという話を聞いたことあるが、高齢になれば刺激を外部から与えないとなかなか億劫になって自分から刺激を求められないものだ。
横浜寿が高齢者の町となり、町を歩いている人や路上で寝てしまう人が激減してしまったが、釜ヶ崎は元気だ。よく見ると居酒屋という文字とカラオケという文字の店ばかりだ。
で、このお店は海外の若い女の子がカウンター越しで一緒にカラオケを歌ってくれるといういわゆる風俗店のお店が多い。町を歩いていても店頭で客引きをする娘、そして歌い終わって帰る客を見送る娘を何人も見た。
こうしたお店がわんさかある。というよりこの手のお店ばかりが立ち並んでいると言っても過言ではないほどだ。
誤解を恐れず言えば、これがこの街の活気を支えているようだ。15日夜夕食を食べようと歩いた太子から山王に向かうアーケード街は若者の街だった。
星野リゾートができる。大阪万博が計画される。海外のバックパッカーの情報誌で大阪は西成の格安ホテルがいいと書かれている。釜ヶ崎が野宿を余儀なくする人の町で無くなり生活弱者はもっと片隅に追いやられる恐れ、そうした部分の危機感は感じざるを得ないのと同時に、釜のドヤホテルで生活保護で暮らしている人には、そうした若者の刺激(他人とぶつからないように歩くだけでも十分な刺激)も大切なのかもしれないな、とも感じました。
問題なのは、生活弱者でもあるのがわかる人と道路で肩が触れ合った時『邪魔だ、このくそじじい』なんて言う若者やお店の従業員が増えない事なのではないか。
若者や外国人が集う中、ドヤで余生を過ごす高齢者、路上で寝るしかないあぶれの労働者に町ゆく人が理解を示し、大切な隣人として思えるかどうかが本質なのでしょう。
しかしではなぜ市民グループが挙って反対しているか?と言えば、それは残念ながら信頼関係が無いからです。
前トピックスの動物園の鉄門やてんしばの店舗化、そしてすでに廃校になった大阪市立萩之茶屋小学校の周囲に張り巡らされた段ボールハウス防止のスプリンクラー。

20170716-21

そしてこのビラに書かれているような政策。

20170716-22

小田原でもごみステーションにあるものは小田原市の所有物と、ごみにまで所有権を誇示し、そしてそのごみを市民の税金で処理する嫌がらせをしました。あっ、でも小田原市行政は目こぼしをするべきだと議会でも公言してくれましたが、某政党がそれを不平等と語り結局誰もが罰則規定のある条例となりました。こうした一つ一つの前例が市民の信頼を失わせていくのです。
福祉の時代と言われながら、お金をかけて追い出しをする。人権を無視する。何の得もないことを必死になってすることに悲しい気持ちになってしまうのです。
やっぱり前言撤回です。釜ヶ崎にさまざまな施設がこれ以上増えるとやはり生活弱者は追い出されてしまうと思います。

さて、ちょっと食事の話題を致します。
西成区山王2丁目の喫茶バロン、卵サンドうまかったです。350円

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薬味堂さん いろいろな方からおすすめいただいたカレー屋さん。初対面でマスターからの性教育の話を聞きながらの昼食はインパクトがありました。よく煮込んだカレーは絶品です。700円

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夕食の南自由軒。上述のように居酒屋で無い定食(レストラン)を探しながら歩いたらここまでお店が見つけられませんでした。でも優しそうで穏やかなご夫妻で経営されている素敵なお店を見つけられました。特にホールを担当している奥様は非常にお客さんを記配っている様子が垣間見えてうれしかったです。700円

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翌朝はタカラでモーニングサービス。ホットドックとアイスコーヒー350円は釜の住人には高級店と言われます。昔書いた懺悔のBlogのように、自分と環境が違う人のことを想像しないと人を傷つけるし浮いてしまいます。

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本田神父も寒い中毛布を渡して『ありがとう』と言う言葉をもらった時いいことをしたという自己満足に陥ったと回顧し、でも翌日その方にお会いなされた時「でもな、娘にだけはそういう姿は恥ずかしくて見せられない」と言われ、己の気持ちを恥じたと言われました。この350円も使えたことに、そして主の祈り『今日もこの日の糧を与えたまえ』は僕だけではなくタカラに入れない人も祈っていることを忘れずにいたいです。でももし釜ヶ崎に行かれるのならタカラはおいしいし、ここも奥様の接客はお勧めです。
16日のお昼は釜ヶ崎伝道所のメンバーと白木屋。ピラフが500円だったかな? 大阪はチェーン店ではなく気軽に入れる喫茶店が多いです。

釜訪問あらため大阪訪問記(5)

釜ヶ崎の中を15日朝にMさん、そして16日午後にM蓮さんとN口さんに案内して頂きました。また15日夜に野宿者ネットワークの方々と一緒に夜回りをさせてもらいました。
そんなエリアを地図に落としました。特に夜回りは地理感がなく、1話トピックスに書いたように、とにかく並行した電車がいくつも走っているので自分の横を走っているのは何線なのかわからずどこを歩いているのかわからなくなりました。一応こんな感じで歩いたのか?と言うのが緑線のルート。

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野宿の方が一番多いのは釜の町中ですが、動物園(地図右下の青線)やてんしば(地図右下天王寺あたりの青囲み当たり)と言った場所、また恵美須橋から日本橋と言った繁華街にもたくさんの方が生活していたそうです。

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(2013年のGoogle streetviewには門が無い)

しかし、橋下政権になり、動物園前のコンコース外に美術館やてんしば方面に行く歩道への夜間立ち入り禁止をさせる鉄門を作成。高速下で雨の心配が少ない場所からの排除をしました。市民もこれによって夜間はてんしばにはいけなくなりました。
一方てんしばは整備し商業施設を作り司馬や木陰で寝泊まりするには居辛い環境にしました。

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(googlestreetviewの車止めの場所に設置された鉄門。車止めなら人は入れるがこれではすべてをシャットアウト)

野宿を余儀なくしている人は決してわがままでも常識知らずでもありません。人さまに迷惑をかけないような場所でひっそりと寝ているわけです。そうした心理を逆手にとって整備し排除した事例がこのてんしばでしょう。
 5月にお話を伺った旧ナイキパーク(宮下公園)の事例もそうですが、民間に公園を貸す(売る)形で自分の手を汚さない排除事例が目立ちますね。

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聖書にイエスの宮清めの話が載っています。僕は境内だから駄目だと言ったのではなく、境内だからこそなおの事差別をしてはいけない、弱者を困窮させてはいけない、それが神の御心だという意味で怒ったのではないかと思うのです。家を失った人が街中で寝れば街中にいるなと言い、公園に行けば公園では寝れないシチュエーションを作る。弱者を徹底的にいじめる構造をどうすれば解消できるのでしょうか?

そしてそんな中、東京オリンピックに次いで大阪万博の話題。人を呼び込んで経済を潤すことは間違いだとは思わないですが、そのために特定の人が負担をかけられ困窮することだけは避けてもらいたいです。
新今宮の駅前に星野リゾートが広大な敷地を購入したとはもっぱらの噂です。町づくりはコア(核)ができ、その周りに波及していくものです。
ジャンジャン横丁やメガドンキといった格安を売りとしている施設の隣に超高級ホテルができると町はどう変わっていっちゃうのでしょう?それともお金持ちの方に庶民の文化を体験してもらうというコンセプトでそうしたダウンタウンを意識したホテルができるのでしょうか?気になるところです。

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(星野リゾートの建設予定地、1枚目は新今宮駅ホームから2枚目は駅下から)

さて夜回りの話に戻します。この夜の夜回りは凄い人数でした。挨拶ができなかったのでグループは存じ上げませんが20余人の国際的(多民族)の方々、そして翌日の礼拝もご一緒させて頂いた上智福岡高校の先生生徒6名、個人で参加は僕を含めて数人でした。その個人メンバーは緑ラインに沿って女性リーダーに従って行動しました。
大阪の街も路上生活を余儀なくされている方は激減しているそうです。でも単純によかった!で済むことなのかはわかりません。貧困ビジネスで搾取され、それでも野宿よりはいいや、と自分を誤魔化すように生きている方も決して少なくないように推測します。
日本橋界隈ではリヤカーに大量の段ボールを積んだ方に複数人お会いしました。21時近くまで必死に働き生きている人をなぜ「怠け者」とか「自業自得」と言うのでしょうね。

野宿の方とお話しするのは僕は楽しいし知らない街のことも聞きたいし、と思っていましたが、やっぱりオッチャン方は緊張されちゃうのでしょうね。口数が少なかったです。もし、いつもの方だったらあれもしゃべりたいこれも話そうと思ったのに、突然はじめましての僕が来たので話せなかったという人がいたらごめんなさい。
そして新たに野宿者訪問と言うミッションをともにした数名の仲間ができました。感謝でした。

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7月20日のパトビラ(№987 - 幸せに生きよう! -)

毎週、野宿を余儀なくされている方(ホームレス)のところを訪問する際に持っていくパトビラ、今日はこんなことを書いてみました。14日から17日まで釜ヶ崎に行ってきます。そのため週明けに作成できないので、事前に作りました。

ドーパミンやセロトニンと言う物質が脳に伝わることで、人間は幸せだと感じるのだそうです。つまりこの物質をいかに脳に伝えるかが幸せに生きる秘訣です。
もちろん楽しい事、興奮することがあると脳にドーパミンがあふれます。がそうした物質が生成されるのは脳ではなく腸なのです。
そもそも生物が誕生したのは40億年前。単細胞が進化した動物が最初に持った臓器は腸で、脳をもつ動物が出現したのは5億年ほど前です。エネルギーを大量に使う代わりに様々なことを出来るようになりましたが、腸で作るドーパミンやセロトニンが脳に伝わないとうつ病とか気分が沈むような精神状態になったりもします。
落ち込まないで楽しく幸せな気持ちで生きるためにはこうした物質を作れるようにしなければいけませんが、最初に書いたようにこうした物質は腸で作られます。腸を大切にすることが幸せな人生に欠かせないことです。だからこそ食生活が重要です。免疫力を高める良質なたんぱく質が豊富な物や温野菜でセロトニンが脳に移動するのだそうです。


脳を活性させ幸せにするのはドーパミンでありセロトニンだというのは、TVの健康番組などでもよく報じられているのでご存じの方も多いと思いますが、それは腸で生成され、特にセロトニンは今でも腸内に90%存在し脳には2%しかなく、その2%ですがそれが減ると鬱などになると東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎さんはいいます。
脳はいったん報酬系を刺激されると、もう止まらなくなります。たとえばポテトチップスなどを食べると快楽系、報酬系が刺激され、快感を感じます。脳から快楽物質が出て、ストレスが取れたように感じるわけですが、本当のストレスはなくなっていません。
言われれば、ストレス食いなどと言う言葉があるように、ジャンクフードなどを食べることでストレスを忘れた気になることは僕も経験していますが、それは実はよくないことだったのですね。
野宿生活もストレスは多いです。暑さ、寒さ。また蚊や虫の被害。雨風…。腸環境を整えて免疫の高い体を作りそういった外的ストレスに対応してほしいものです。
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